岩崎学術出版社様の新刊単行本です。
A5判、224頁、ソフトカバー
財津康司先生、池田健先生編著の書籍。
編集担当はS様になります。
以下、本の内容紹介より引用、
「これまで心理職は,医療,学校,災害支援など
社会の様々な分野に活躍の場を広げてきました。
ところが,残念なことに現在の日本の企業では日々社員の心に
多様な悩みや葛藤が発生しているにもかかわらず,
職場の中で働く心理職はごく少数です。
本書を手がかりとして,一人でも多くの心理職が自信をもって
労働分野に参入できるようになれば,
著者としてこの上ない幸せです」(本書「はじめに」より)。
「職場での」カウンセリングに特有な知恵に加え,
産業医や人事担当者とのかかわり方,企業関係の法律知識,
医療機関に繋ぐための精神科知識など,
企業で心理支援を始める際におさえておくべき事項を,
現場で活躍中の執筆陣がわかりやすく解説します。
目次
はじめに
編著者・執筆者一覧
第1章 職場でカウンセリングが広まらなかった理由
第2章 心理職が職場でやるべきこと
第3章 カウンセリングのコツと実践
第4章 産業医の役割と心理職との連携
第5章 企業の管理者の役割と心理職との連携
第6章 知っておくべき法律知識と他職種との連携
第7章 精神科医の立場から
おわりに
ここまで。
企業の中でのカウンセリングにこれから携わりたい心理職の方に向けて、
・職場でのカウンセリングのコツ
・カウンセリング対象となる社員,産業医との関わり方
・管理者の役割と法律知識など企業に関する知識
・精神医学の知識の便覧
をまとめた本です。
→スッキリ・シンプル系デザイン_1
→スッキリ・シンプル系デザイン_2
→スッキリ・シンプル系デザイン_3
装丁に関しては、
「実務家向けのマニュアル」のような
雰囲気が欲しいとのリクエストでした。
デザイン案を提出したなかで最終的に
清潔感のある白地基調で
一番シンプルなデザインが選ばれました。
こちらのスッキリデザイン(仕上がった状態)だけを
見ると一寸手数が少ないように見えますが、
やはりここまでたどり着くまでに
段階を踏んで来てるということと、
この本にはこの装いがふさわしいということ。
その背景を想像しながら
シンプルなデザイン(装丁)をご覧いただけると
嬉しいなあと思います。
何より編者の先生に本書デザインをお褒めいただけたとのことで
この上なく光栄に存じます。
産業保健分野で心理職としてプロを目指す方など
本書が多くの人たちに届かれること、心より願っております。
3.26頃発売予定
装丁担当