静山社様の新刊単行本、児童書です。
(自分もファンの)ハリポタ日本語版の版元様です。
静山社ノンフィクションライブラリー、
シリーズ3冊目。四六判、上製本。
佐藤真澄先生の著書。
この度もお仕事声かけ頂き光栄です。
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ある春の日、広島市安佐動物公園に、
かわいいキリンの赤ちゃんがうまれました。
ところが…。
動物の命をめぐる、職員たちの奮闘記。
佐藤真澄先生プロフィール
ノンフィクション作家、ライター。広島県福山市出身。
『ヒロシマをのこす 平和記念資料館をつくったひと・長岡省吾』で児童福祉文化賞を受賞。
その他の著書に『小惑星探査機「はやぶさ」宇宙の旅』『ボニンアイランドの夏』
『いのちをつなぐ犬・夢之丞物語』などがあるほか、
佐藤美由紀名義で一般書も執筆。
ベストセラーになった『世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉』や、
『世界の著名人が伝えていたヒロシマからの言葉』
『ゲバラのHIROSHIMA』『信念の女、ルシア・トポランスキー』
などの著書がある。
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今回の装丁に関しては、
表1に本の主人公となるキリン
「はぐみ」ちゃんの写真(生まれた日!に撮影)を
使用させていただいたため、
カバー自体は全体にアース系カラーの印象が強いです。
その色系統に帯も合わせてしまうと
統一感はとれキレイに見えるのですが、
まとまりすぎて児童書としては弱い感じになります。
書店(web)で面陳した際に類書に負けて(沈んで)しまうかもしれません。
いくら内容が良い本でも….いや内容が良い本だからこそ
目立ちたいという気持ちがあります。
(負けていられません。笑)
という事で、キリンイメージからも
帯地色、イエロー基調でビビッド系を採用いたしました。
帯に関しては本を読む際、はずされる方が多いかもしれませんが、
デザインする身としては帯もデザインの一部。重要です。
帯あり、なしでデザイン変化をつけたり、
とった際にビックリする仕掛けをしたり、
帯に書名を配置し帯上部はビジュアルのみのような変わり種など、
帯の力を借りデザインすることで本の存在感を一層高めることができます。
今回は、カバーから色調を浮かせるくらい差をつけることによって
バランスが取れたケースかもしれませんね。
作り手の情熱、愛情がひしひしと伝わってくる本になってます。
子どもさんだけでなく、是非に大人のみなさんも
お手に取って親子でご覧頂けたら嬉しいです。
7.7頃発売予定
装丁、本文デザイン担当