主婦と生活社様の新刊単行本です。
『大腸がん「手術後」の不安をなくす新しい生活術』
『乳がん「手術後」の不安をなくす新しい生活術』
『胃がん「手術後」の不安をなくす新しい生活術』
がん手術後の生活術をテーマに書かれた本で
3冊同時発売になります。
A5判、176頁、ソフトカバー仕様
以下、本の内容紹介より引用、
結局は、正しい知識が、がんに向き合う最大の “武器”。
ネットに出回る不確かな記事を読む前に、ぜひ本書を手に取ってください!
がんは医療の進展で「不治の病」とは呼ばれなくなってきました。
でもそれゆえに、がんにかかった人にとって重要になってきているのが、
治療と向き合いながらも、“自分らしい生活” を送ること。
がん治療の現状を知って、正しい知識を得ることができれば、
“自分らしい生活”は実現できます。
「抗がん剤の副作用は?」「術後の食生活は?」「免疫療法の可能性は?」……などなど。
断片的・断定的なネット記事で、
もしかしたら誤解していることがとても多いかもしれません。
本書の丁寧な記事と図解で、ぜひ “正しい知識”を手に入れてください。
【監修者の「前書き」より】
ここまで。
健康書の仕事_1
健康書の仕事_2
健康書の仕事_3
A編集長とのお仕事でございます。
今回もお声掛け、誠に有難うございます。
本書は、それぞれ以前に違う書名で刊行されていたものを
現代の医学に関する情報等を加筆修正、リライトされた内容になります。
10年ほど経てば医療の発達も遂げてきているからです。
正しい知識を得ることにより、
より快適な術後の生活が送れるようになります。
装丁に関しては、
3冊のベースデザインは同様にしシリーズ感を持たせております。
面陳や棚差しでも基調色の違いが分かりやすいように
発色の良さを生かし特色印刷をプラスし計5色印刷に。
表1に入る文字情報が多いので
優先度をつけ、それに準じてレイアウトしております。
↓本文を一部紹介(デザインは別の方ご担当)※胃がん本です。
また、書名に『手術後の不安をなくす新しい生活術』とあるので、
今回は説明的なビジュアル(例:胃などの臓器イラスト)はやめ
安心感につながるような絵をワンポイントで配置しております。
ですので、病名はかなり大きめ文字サイズにして分かりやすく。
帯には共通キャラクターとしてのドクターイラストを。
本文は折ごとに刷り色に変化をつけた2色印刷となっており、
見やすく飽きさせない構成となっております。
心の健康本の仕事_1
心の健康本の仕事_2
健康書のデザインは以前から数多く携わらせていただいておりますが、
その内容が病、症状の予防なのか、治療なのか、
今回のように術後の生活なのか書かれているテーマも様々です。
また、医療現場の方々に向けた内容の
PR誌デザインも普段担当させていただいてますが、
そちらの構成は専門的で書籍とも随分違うなぁと感じます。
とても勉強になっております。
健康書に限りませんが本をデザインしていく上で
読者やその家族に何をどのように伝えていくのか、
そのデザイン、装画で適しているのか…いつも試行錯誤です。
(それが仕事としてやりがいに繋がる過程でもありますね)
こちらの3冊が必要とされるご本人、そのご家族等
多くの方に届くことを願っております。
そして、ご高覧いただき「安心感」を得ていただければ幸いです。
11.10頃発売予定
装丁担当