日経新聞でもおなじみ「私の履歴書」を単行本化。
ANAホールディングス相談役 大橋洋治氏の半生を綴った本です。
(新聞では2017年4月に連載されました)
以下、本の内容紹介より引用、
●1964年、航空会社として後発の全日空(ANA)に入社して以来55年。国際線への進出、
そしてアジアを代表する航空会社となることを目指し、我武者羅に仕事に邁進してきた著者が、
同社と日本の航空業界をめぐるできごとを述懐する。
(中略)
●好業績のなか、著者は2001年春に社長に就任。
しかし、同年9月にアメリカで同時多発テロが発生し、世界の旅客市場は大きく冷え込む。
ライバルのJALは日本エアシステムを統合するなど、国内の競争環境も激変し、存亡の危機に直面。
基本給5パーセントカットを断行するなど厳しい局面を乗り越え、2003年には復配をはたす。
追いつき追い越す目標だった日本航空の破綻と復活を経て、航空業界は新たな環境にある。
著者は、アジアを代表する翼として全日空が「空のシルクロード」をつくる夢を描く。
ここまで。
「私の履歴書」単行本は
今までも何度かデザインさせていただいてますが
企画書を拝見するだけでこちらがピリッと緊張してしまうような
実績の方々が著者です。
毎回、身が引き締まる思いなのです。
そして、今回の装丁については、
ANAのコーポレートカラーを参考に構成しています。
ラフ案のなかには、ANAロゴをあしらったものも提出いたしましたが、
最終的にはシンプルな現行案に決定いたしました。
カバー全体には濃い青(トリトンブルー)を敷き、
ノド側に1センチ程度明るい青色(モヒカンブルー)を。
編集様からヒントをいただき、
背〜表4にも渡って入れロゴイメージを潜在的に感じさせる狙いです。
↓別丁扉、表紙もコーポレート(系)色で展開。
2020年1月7日頃発売予定
四六判∙上製
装丁担当