
【思い出の装丁_108】でございます。
さて、今回の本は、
人体探求の歴史
2013年 築地書館刊
脳と人体探求
2014年 築地書館刊
の2冊です。
いずれも四六判、ソフトカバー仕様。
笹山雄一先生の著書になります。
編集担当・K様です。
版元の築地書館様は、
日本列島の自然の成り立ちや、もっとも身近な自然の驚異である人体、
一輪の花の形態から数億年に及ぶ昆虫と植物の進化に思いを馳せることのできる
ガーデニングなどをテーマに、生物学、生態学、地球科学、自然史、環境政策に関する研究書
および一般書を日本語オリジナル、翻訳書を問わず出版。
人間社会やヒトの意識と自然との関わりに関する
歴史書、人文書、社会書の刊行にも力を入れている。
という出版社でいらっしゃいます。
本書も、人体に関する書籍になりますね。
●脳に関する書籍の装丁_1
●脳に関する書籍の装丁_2
●脳に関する書籍の装丁_3
………………………….
・人体探求の歴史
普段、何気なく使っている器官や臓器の名前だが、
昔の人たちは自分たちの体をどのように捉え、
それぞれの名前を付けていたのか。
現代にまで続く人体探求の歴史と、
古代魚の名残である鎖骨、三度作られる腎臓、
嗅覚でガンを見つけるイヌの研究、
山中教授のiPS細胞が開く難病治療の道など、
人体の進化と最新の知見に触れる一冊。
・脳と人体探求
脳下垂体から放出されるホルモンを突き止めようと、
7年もの月日を費やした2人のライバル研究者。
第二次世界大戦直前、
ドイツ海軍のUボートに乗って運ばれ、
アメリカの科学雑誌に掲載された日本人研究者の論文。
記憶力がアップする薬ができる日も、近い?
私達の体の不思議、それを解明しようとした人々の奮闘努力は、まだまだあった。
『人体探求の歴史』で語り尽くせなかった、脳や皮膚、筋肉などを取り上げ、
最新の知見も盛り込まれた1冊。
………………………….
研究書のため、本書には専門用語が多く登場し
ボクには難解な内容に少し感じましたが、
時を経て頁をめくると、
当時とは違う見出し(内容)に興味を持っていたりで
読書の魅力というものをあらためて感じています。
装丁に関しては、
本の性質的にも時代関係なく長く読み続けられるような
本の顔を意識しております。
白地基調で、人体に関するモチーフを散りばめたデザイン。
RF素材を中心に、ビジュアル的に魅力があって
目に留まりやすそうな(でもグロい方向性ではなく)
画像を集め構成を何度も試した結果が上画像の装丁になります。
書名は太い見出し明朝体。厳密にはシリーズ本ではないですが、
ほぼ、そのような体で考えてください。とK様に伝えられました。
紙資材については、
カバーは2冊ともコート紙にグロスPP加工、表紙は板紙、見返しはNTラシャ。
帯のみ、脳と人体〜:OKミューズガリバーリラ、
人体探究の〜:OKミューズガリバーエクストラ
で違いをつけております。
●脳に関する書籍の装丁_4
●脳に関する書籍の装丁_5
●脳に関する書籍の装丁_6

普段、複数の装丁仕事が同時に進んでることが多いのですが、
1日の中でも、専門書やビジネス書、小説など違う分野を
デザインしています(ちょうど今そんな状態です^^)。
気がつけば数時間ぶっ通しで机に向かってますが、
その中でも区切りをつけ、例えば1時間ごとに分野を変えてると
ほど良い気分転換になってあまり疲れない。
という効果もあるのかなと思ってみたり。

当ブログでも何回も書いてますが、
いろんな分野をデザインできるのが、
装丁仕事の醍醐味でもあります。
長年続けていても、いまだに仕事に飽きませんね。
不思議なものです。
【思い出の装丁_108】人体探求の歴史など 築地書館
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