朝日新聞出版様の新刊単行本です。
朝日選書_1051(冊目の本)になります。
四六判、304頁、ソフトカバー仕様、
歴史学者・細川重男先生編、日本史史料研究会監修の本、
編集者・O様との仕事です。
また朝日選書は、創刊50周年を迎えられたようですね。
50年!半世紀!素晴らしいです。
今回、帯にその記念ロゴ(下画像)が配置されております。
•まるっと朝日選書の記事•
•朝日選書の装丁デザイン_1
•朝日選書の装丁デザイン_2
以下、本の内容紹介より引用、
承久の乱は天皇権力が大きく後退し、
鎌倉武家政権の権力が確立された日本史上画期的な合戦である。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のクライマックスを飾った鎌倉時代最大の内戦を、
最新史料を駆使して徹底解剖する!
通説を覆す新発見、多数収録!!
ここまで。
●時代小説の装丁仕事
朝日新聞出版様との装丁仕事_1
朝日新聞出版様との装丁仕事_2
朝日新聞出版様との装丁仕事_3
ボク自身、学生時代は歴史はもとより勉強自体
あまり褒められた出来ではありませんでしたが、
このような仕事となると…本気度が増し
時代背景など調べ出したりします^^
装丁に関して、
カバーに配置したのは、承久記絵巻(高野山竜光院/提供:高野山霊宝館)。
o様からご提示いただいたもの。
絵の全体はもっと横長構図なのですが、
その中で見せ場的なところをトリミングさせていただいてます。
戦の様子、迫力ある絵です。
書名箇所については秀英系、かな民系など、
複数の明朝体を合わせてみましたが、
しっくりきたのはこの見出し明朝でした。
書体により与える印象が結構違うものになりますね。
↓朝日選書創刊50周年ロゴがなんとも可愛くて好きです^^ネコさん。
朝日新聞出版様との装丁仕事_4
朝日新聞出版様との装丁仕事_5
朝日新聞出版様との装丁仕事_6
あのNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のクライマックスで描かれた内乱、
その研究の最前線とは何か。通説を覆す新発見、多数収録。
見逃せません!是非とも多くの方たちにご高覧いただけること、
心より願っております。
6.10頃発売予定
装丁担当