誠信書房様の新刊単行本です。
A5判、198頁、ソフトカバー仕様
誠信書房様との仕事_1
誠信書房様との仕事_2
以下、本の内容紹介より引用、
表現アートセラピーは、絵やダンス・ムーブメント、
声や音楽、ドラマ、詩や物語など、
すべてのアート表現を使う統合的な芸術療法である。
子どもから高齢者まで幅広い年齢層に対して用いることが可能で、
言葉で語れないこと、語り尽くせないことを、受け止めることができる。
本書では、この懐の深い表現アートセラピーを米国で学んだ執筆者4人が、
多様な現場、さまざまなクライエントに対して行なってきた臨床実践を紹介する。
【目次】
はじめに
第1章 表現アートセラピーの広がりと実践……小野京子
【コラム】表現アートセラピーとの出会い
第2章 表現アートセラピーの医療と教育現場における応用……笠井 綾
【コラム】プロセスとしてのアートと出会う
第3章 トラウマ治療における表現アートセラピーの実践……ジョーンズ美香
【コラム】なぜ私は表現アートセラピストになったのか?
第4章 表現アートセラピーを使った精神科での臨床……濱中寛之
【コラム】芸術に導かれて
おわりに
ここまで。
他のアートセラピー本の装丁仕事
本書は表現アートセラピーの実践書になります。
(上と重複してしまいますが)その表現アートセラピーとは
絵やダンス・ムーブメント、声や音楽、ドラマ、詩や物語など、
すべてのアート表現を使う総合的な芸術療法。
幅広い年齢層に活かせ、無意識との接点を比較的容易にもつことができ、
潜在意識等の可能性を活性化するという素晴らしい利点があるそうです。
装丁に関しては、編著者の小野先生より、
上品でアートっぽくカラフルさがあると嬉しい。
編集担当のK様からは先生の既刊と被らないような
デザインにできればとのことでした。
上記にプラスして、
既刊はカッチリとしたデザインイメージがあったため、
より動きやプラス感情をイメージさせる解放的な雰囲気を
まとわせることができたらと思った次第です。
しかし、誠信書房様の本、心理書という範囲の中で
というデザインの位置で(専門書ですし)。
誠信書房様との仕事_3
誠信書房様との仕事_4
カラフルなデザイン(文字、モチーフ)が生きるように白地で、
表紙刷り色、見返し紙も明るい色味を選ばせていただいております。
ボクも10代の頃、アート活動(がセラピーとなり)で解放された一人であるかもしれません。
本書により、多くの方がこの表現アートセラピーの分野に興味を持たれ、
理解が深まり学ばれる方が増えていくことを願っております。
4.10頃発売予定
装丁担当