岩崎学術出版社様の新刊単行本です。
B5判、166頁、ソフトカバー
の大判の書籍になります。
以下、本の内容紹介より引用、
睡眠の困りごとを抱える人の支援にあたる対人援助の専門職が,
忙しい時間の合間に知りたいテーマに合わせて読むことができるよう,
睡眠理解に必須の基礎知識や実践のヒントを全23節の各節完結型でまとめた。
対人援助職に役立ち,支援を必要とする人の健康に寄与する本。
目次
第0章 「なぜ」対人援助職に睡眠について知ってほしいのか?
第1章 睡眠に関する基礎知識
第1節 睡眠とは
第2節 睡眠ポリグラフ検査から分かる“睡眠の経過”
第3節 覚醒から睡眠への移行のメカニズム
第4節 体内時計と睡眠-覚醒リズム
第5節 よい睡眠とは?
第6節 睡眠習慣や睡眠問題の評価法
第2章 対人援助の場でよく認められる睡眠の困りごとに関する基礎知識
第1節 就学前の子どもによく認められる睡眠の困りごととその対応
第2節 児童・生徒によく認められる睡眠の困りごととその対応
第3節 大人によく認められる睡眠の困りごととその対応
第4節 高齢者によく認められる睡眠の困りごととその対応
第5節 身体疾患に併存する睡眠の困りごととその対応
第6節 精神疾患に併存する睡眠の困りごととその対応
第7節 神経発達症に併存する睡眠の困りごととその対応
第3章 さまざまな睡眠の困りごとに対する理解と支援・治療に関する基礎知識
第1節 睡眠障害の種類と概要
第2節 不眠(眠りたいけど眠れない)とは?
第3節 不眠に対する薬物療法
第4節 不眠に対する理解と支援
第5節 過眠(日中,眠くてしょうがない)とその医学的治療
第6節 過眠に対する理解と支援
第7節 概日リズム睡眠問題(社会生活のスケジュールに合わせることが難しい)とは?
第8節 概日リズム睡眠問題に対する治療や支援
第9節 睡眠時随伴症(睡眠中の異常な行動や体験)とその治療ならびに支援
第10節 睡眠関連運動障害(睡眠前や睡眠中に身体が動いてしまう問題)とその治療ならびに支援
索引
ここまで。
装丁の方向性としては、編集担当・H様より、
公認心理師/臨床心理士を中心に医療や
福祉領域の幅広い専門職を読者対象に想定しております。
サブタイトルの「ミカタ」には,見方,診方,味方の含みがあり,
若干の遊び心が読者に伝わればと思います。
「知ってほしい」という専門職必携の手堅さを打ち出しつつ,
親しみやすい雰囲気を醸し出せればと思っております。
とのことでした。
装丁自体に関しては、
これはもう装画担当の浅沼比奈子さんのイラストありきで
デザインを考えました。とっても素敵ですね!
本文イラストも担当されていて、装画候補に複数の
挿絵を拝見しましたが、すでに彩色もされていた
この絵が目に留まりデザインイメージが湧きました。
キャラクター、色の選び方、線・フォルム等が
現在の流れに乗っているタッチ(に見受けられました)
ですので、デザインも同様に。
フォント選択、配置方法、デザインアイテムもそれに沿っております。
特にウネウネの形状は流行の要素なので
よく考えてから使いましたが、
睡眠リズムにもかけてありますね。
対人援助職の方々にはもちろんのこと、
ボク自身が拝見しても大変興味深い内容でしたので
睡眠について、ぜひとも多くの方に読んでいただけたらと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
本日9月3日(グッスリ)睡眠の日。刊行
装丁担当