岩崎学術出版社様の新刊単行本です。

A5判、160頁、ソフトカバー、
永岑光恵先生の著書になります。

 

以下、本の内容紹介より一部引用、

いまや日常語となった「ストレス」。
「ストレス=悪いもの」と一般的にはイメージされているが,
正しい知識に基づいているのだろうか。

ストレスを「知る」「気づく」「対処する」「対策を考える」の四部構成で,
ストレスの本質からエビデンスのある正しい対処法を学ぶ。

個人やグループで取り組めるワーク付き。

……………..

ストレスから解放されたらどんなに幸せなことか――
そう望みながらも「ストレスは私たちと共にあります」。

解放されたかと思うと,また次のストレスに悩まされる。
こうした経験を繰り返してきた人は多いのではないでしょうか。

 では,どうしたらストレスから解放されるのか。
これは,ストレスを「悪いもの」と捉えているからこそ立ち現れてくる問いではないでしょうか。
悪いもの,不快なものから私たちは遠ざかりたいですし,
関わりたくないと思うのは当然のことです。

 しかし,本書ではこの問いを見直すことから始めてみたいと思います。
この「ストレスは悪いもの」という捉え方は正しいのか,と。
本書の最大の目的は,この捉え方から解放され,
ストレスを再考するきっかけを提供することです。

 

ここまで。

 

装丁に関しては、
おそらく、これまで岩崎学術出版社様とお仕事させていただいた
200冊近くの本の中で良い意味で一番遊ばせていたいたデザイン
になったのではと思います。
 
このわがままな案を採用いただいた編集様、著者様に感謝でございます。
 

今回の本もほぼヒラメキで浮かんだ案を
調整していったタイプのデザイン。
意図の言語化がなかなか難しいです。

 
本の内容説明にも一部ありますが、
一般的にストレスという言葉は、
悪い意味に使われることが多いかもしれませんが、
一方でストレス(プレッシャー)があるから頑張れる、
予想以上の成果が出たなどの良い面もありますよね。
刺激とも言えると思います。
 
そして人それぞれその感じ方も違います。

 

 

装丁の方も「イメージ寄り」なうえで
フォント含むデザイン要素がマイナス面だけに見えない
プラス面にも見えるかもしれない
中庸なストレスイメージが醸し出されればと思った次第です。
そしてパっと目に止まるような引っかかりのあるデザインが
できれば良いなといった塩梅です。
 
すべてのデザイン意図(アイテム)が説明しきれないからこそ
深みが増す面があると信じております。

 
ストレスへの理解を深めるとより一層生活しやすく
充実した人生を送る事が出来るのではないでしょうか。
是非にご高覧いただければと思います。

 

9.14頃発売予定
装丁担当