【思い出の装丁_103】でございます。
 
 
さて、今回の本(群)は、
 
 
・相関地域研究_1 記憶と忘却のアジア 2015年刊
・相関地域研究_2 融解と再創造の世界秩序 2016年刊
・相関地域研究_3 衝突と変奏のジャスティス 2016年刊

 
青弓社刊
 
 
になります。
A5判、ソフトカバー仕様。
編集者・Y様との仕事になります。
 
こちらの仕事、最近のイメージがあったのですが
ほぼ10年前(!)時の過ぎるのが早いこと….
 
 
青弓社様との装丁仕事_1
青弓社様との装丁仕事_2
青弓社様との装丁仕事_3
 
 
以下、本の内容紹介より引用、
 
●記憶と忘却のアジア
 
戦後70年が経過して、
いまなお語り継がれる記憶と忘却の間際にある記憶が東アジアには点在している。

 
戦争や災害の記憶を風化させず、
ほかの地域でも教訓として活用するためにはどういう視点が必要か。
京都大学の地域研究の成果から問うアジアの記憶のかたち。

 
 
●融解と再創造の世界秩序
 
「新しい中世」へと国際情勢が向かっているという認識のもと、
秩序形成をめぐる諸国家のせめぎ合いや、
諸制度が国境を超えてグローバル化に影響を及ぼすダイナミズムを、
中東や中東欧諸国、ラテンアメリカの政治・経済の事例から照らし出す。

 
 
●衝突と変奏のジャスティス
 
タイ、ベトナム、フィリピン、ラオスなどの宗教や食文化、
住宅などを具体例に人々の営みをすくい取り、
そこから価値判断や正義の衝突を調和する創造的な視点・エッセンスを抽出して、
共存・共生する技法を見いだすためのロードマップを提言する。

 
ここまで。
 
 
本書群は相関地域研究と題して3冊からなるシリーズ構成。
京都大学の教授、准教授を中心に執筆されている学術書となります。
 
 

 
 
青弓社様との装丁仕事_4
青弓社様との装丁仕事_5
青弓社様との装丁仕事_6
 
 
装丁に関しては、
学術書シリーズとしてのデザイン雛形はありつつ
各本のデザイン的つながりも何か欲しいなあと思いました。
 
地理的なイメージを直接表すというより
もっと軽やかなイメージでということで
風にたなびく布地をモチーフとして。
 
それぞれの色味も含め、
いろんな意味を込めております。
国や民族、その関係性から想像し選んだ素材ですが、
意味を細かく記事に書いてしまうと
今回は無粋かなということで控えておきます。
 
想像するのも愉しですね^^
 
また、書名の細明朝体は、当ブログでも度々登場している
「イワタ新聞明朝体」です。
平体がデフォルトのフォント。
特有の誠実さみたいな雰囲気が出ますよね。
今でも変わらず好きな書体です。
 
 
●新聞明朝体を使用した装丁記事_1
●新聞明朝体を使用した装丁記事_2
 
 
青弓社様との装丁仕事_7
青弓社様との装丁仕事_8
青弓社様との装丁仕事_9
 
 
付き物紙資材は、3冊とも
カバー:コート紙 マットPP加工、表紙:OKサンドカラー
見返し:STカバー(紙色はそれぞれの基調色に合わせて)