こちらもだいぶ前の装丁仕事です。
『本当は恐ろしいグリム童話』で数百万部の爆発的ヒットをとばされた
桐生操先生の著書。編集も同じ方。

 

世界の名画 秘められた謎の物語 1999年 KKベストセラーズ刊

 

なぜこの本が思い出かというと、両親が自宅に来た際、
「これはお前のデザインじゃないだろ」と言ったのです。
ボクの仕事には到底見えなかったのでしょう。
なぜか「やったね!認められた」と感じたのです。
この感覚、お分かりになるでしょうか。

息子のことは基本見くびっているのです(笑
そこでほんのちょっと自信がついたので記憶してます。

 

時代もあってか紙資材も贅沢に選べ、
カバーはプロセス4C+赤金特色の5色印刷。
装丁デザインってやり甲斐あるよなァーと実感したお仕事。

 

そして、現在もこの編集様とお仕事させていただいてます。
装丁仕事の面白さを教えていただいたお一人であると思ってます。
お付き合い長い方が多いですね。深謝!