ダイヤモンド社様の単行本。
注目の「サポーティング インダストリー」27社を紹介する書籍。
以下、本の内容紹介より引用、
1/1000度単位での超高精密な温度調整、
東京ドームに角砂糖一個分以下の不純物に抑える水処理装置、
光の反射を1枚当たり0.6%以下に抑える真空薄膜、
距離感0.5ミリの間に直径数ミリの長い孔を何十本も開ける深孔加工、
直径0.025ミリの線材を使った医療用ばね、
公差1/1000ミリの要請に応えるシャフトなど、
日本には私たちの知らない究極なまでの技術が数多くあり、
それらを担う中小製造業の存在が、日本のモノづくりの進化を担ってきた。
今回の書籍では、このような「中小企業」という単一の言葉では括れない、
魅力と可能性に溢れた企業を27社厳選。各社のモノづくりにかける情熱や、
時代の変化を見据えた柔軟な経営姿勢などを知ることで、
長く第一人者として評価される企業のあり方を学ぶとともに、
日本の経済の成長を支えてきた根幹にあるものを、あらためて広く知らしめていく。
(中略)
中小企業が持つ究極なまでの技術が日本の産業の進化を支えてきた。
その魅力と可能性にあふれた業界の第一人者たる中小製造業を27社紹介する。
ここまで。
装丁は、シンプルに大人っぽく強い感じも欲しい。
という意図で、味があり美しいゴシック体でタイトルをドン!と置き、
それを中心に整えていったデザインです。
自分のなかでは2枚目風デザインと呼んでます(笑
カバーと帯紙は、インキ発色が良いヴァンヌーボVG。
タイトルのスミ文字は通常より深い黒「女神スーパーブラック」インキで
印刷しています。見る側には気に留めていただけないかも。ですが、
デザイナーとしては微差ではありますが(いやだからこそ!)
インパクトが違うので、
このような装丁の場合、インキにはこだわりたいところです。
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今回のゴシック体。
タイトルにある「ニッポン」は、
「日本」という表記より訴求力がまるで違いました。いずれも提出したのですが、
組んだ際の綺麗さと強さで書名が決まった経緯があるとか…ないとか^ ^
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付き物紙資材
カバー:ヴァンヌーボVG(ニス引き)、表紙:ファーストヴィンテージ、見返し:OKミューズコットン
2.20頃発売予定
装丁、本文デザイン担当