フローラル出版様の新刊単行本です。
 
 
四六判、197頁、ソフトカバー仕様
株式会社 Earth space代表取締役の石井光枝先生の著書です。
編集者・U様との仕事。
 
 
フローラル出版様との仕事_1
フローラル出版様との仕事_2
フローラル出版様との仕事_3
 
 
以下、本の内容紹介より引用、

 

『聞いて欲しい』を『聞きたい!』に変わる!
 
2020年以降、コロナによるオンライン会議など、人前で話す機会が増えた昨今。
しかし、なかなか伝わらない、聞いてもらえない、
理解してもらえない…と感じる場面も多いのでは?
ほとんどの話し手は「なんで聞いてくれないんだろう?」
「なんで動いてくれないんだろう?」と感じてしますかもしれませんが、

 
それは聞き手側に問題があるのではなく、
100%話し手側に問題があるんです。
さらに、話し方だけではなく、話す環境づくり身振り手振り、
立ち姿もまた聞き手にいい影響も悪い影響も与えます。

 
一方で、アメリカの演説家たちのスピーチは
脳裏に焼き付くと感じませんか?
生まれた時から上手なんだろう思うかもしれませんが、
実は彼らは皆、スピーカーになるための専門のコーチをつけているんです。

 
本著はそういったスピーチテクニックをなかなか学ぶ環境や
機会がない日本の皆様に向けて、
スピーチを『聞きたくなる』リーダーへとさらに成長させる、そんな一冊です。

 
 

ここまで。
 
装丁に関しては、
U様より、すっきりとしたイメージで洋書っぽい雰囲気が出ると嬉しいと
ご要望をいただきました。それは本文デザインも同様(下画像)に
あしらい等で飾りすぎないバランスで
本文で、伝えたいことがスムーズに伝わるように。
 
 
↓本文デザイン。今回は初校組みまでして後はDTP担当様へバトンタッチ。

 
 
フローラル出版様との仕事_4
フローラル出版様との仕事_5
フローラル出版様との仕事_6
 
 
装丁案を複数提出させていただいた中で
方向性を絞り色味を検討し採用となったのが上画像の装丁になります。
 
印刷は、カバー:特色3C(金色含む)、帯:特色2C(金色含む)
掛け合わせ色でない特色特有の発色の良さを活かした装丁に。
紙資材はヴァンヌーボVG-FSにて。インキが乗った面に
心地よいグロス感が出ております^^
本を手にした際も風合いのある紙質が手に馴染みしっくりきますね。
 
 
⚫︎特色印刷の装丁仕事_1
⚫︎特色印刷の装丁仕事_2
⚫︎特色印刷の装丁仕事_3
 
 
カバーのえんじ色選択は非常に迷いました。
その系統色チップの多さもありますが、
デスクトップ上の色、pdfでの色、
またチップ紙質での色に対して
ヴァンヌーボではどのような発色になるか等々
考えを巡らし….結果的に理想的な仕上がりとなりホッとした次第です。
 
長年仕事をしてきても、
いまだにその奥深さを実感すること多々あります。
 
 
書名にもあるように、
本書は、スピーチテクニックを学ぶ環境や機会が
なかなかない皆様に向けて、
『聞きたくなる』人へ成長させる、そのコーチとなる一冊です。

『聞いて欲しい』を『聞きたい』へと変えてくれる本、
ぜひご高覧いただければと思います。

 
 
4.25頃発売予定
装丁・本文デザイン担当