誠信書房様の新刊単行本です。
A5判、192頁、ソフトカバー仕様
河村茂雄先生の著書で、
編集担当・M様との仕事です。
お初のご依頼、誠に有難うございました。
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誠信書房様との仕事_2
誠信書房様との仕事_3
以下、本の内容紹介より引用、
子どもたちは、学校で、常に学級の「空気」を読んで行動する。
この学級での同調圧力による「空気」が、
不登校などの子どもたちの「不適応」、
あるいは登校している子どもたちの「過剰適応」を招いている。
そうした学級の「空気」がなぜ形成されていくのか。
その仕組みを説明しつつ、
心理的安全性や自律的動機の高い、
理想的な学級の「空気」を作るためのアプローチも紹介していく。
ここまで。
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本書読者対象は、学校教員(主に小学校・中学校教員)、
大学院生(教員養成学部)、大学教員(教員養成学部/教育学・教育心理学など)
あたり。
装丁に関してはM様より
書名の『学級の「空気」』という文言が
まず目に入るようにしたいとのことでした。
AMAZON等のWEB販売では表1勝負という側面もありますし。
また、上の読者対象を考えると、
類書は実用的な内容の本が多く
どちらかというと柔らかな装丁が多い印象がありますが、
本書は「実用」の部分だけでなく
「理論」の部分もしっかり書かれている点も
特徴でその差異を装丁にどう反映するか。
がポイントでした。
言わずもがな、
著名な河村先生のお名前は大きめに扱わせていただいております。
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理想的な学級の「空気」を作るためにはどうすれば良いのか。
理論面と実用面からアプローチされている本書を
ぜひご高覧いただけたらと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
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本書とは関係ありませんが、
装丁の仕事も、編集者(著者)が何を求めているのか、
その空気を読むことが必要なケースがあります。
編集様たちはビジュアル的には具体的になくても
漠然ともしくは言語では「こうありたい」という思いがあるためです。
その空気を形にするのが楽しくもあり、
(産みの)苦しみでもあるのですネ^^
全て好き勝手にデザインしていい仕事というのは、そう多くはありません。
発売中
装丁担当
子どもたちの行動を決める学校の「空気」 同調圧力のメカニズムと心理的安全性を高める指導 誠信書房
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