早いもので2024年も残りわずか。一年あっという間ですね。
今年も様々な装丁に関わらせていただく事が出来ました。
感謝申し上げます。
日頃、Macの画面にひたすら向かう
単調で淡々とした時間の連続ですが、
そういう日々こそ大切に来年も積み上げていけたらと思います。
また、当ブログも8年目突入していくので….ボチボチやります^^
●一年前の記事
さて、【思い出の装丁_80】でございます。
キリの良い数字で今年を締めくくる事ができました。
今回の本は、
やりたいことからすぐ引けるAccess VBA逆引き事典
2004年 ラトルズ刊
A5判、534頁(!)、ソフトカバー仕様
です。
20年前ですかっ….懐かしぃ。
確かこちらの装丁がラトルズ様と
初めての仕事だったと記憶しております。
編集担当・K様です。
2004年の装丁仕事_1
2004年の装丁仕事_2
2004年の装丁仕事_3
…………………
Access+VBAユーザー必携。
(2004年当時)最新・最強の逆引き事典。仕事にすぐ役立つ実用プログラムも満載。
目次
0 本書を使う前に/1 テーブル編/2 クエリ編/3 フォーム編/
4 レポート編/5 モジュール/マクロ編/6 コントロール編/
7 レコードセット編/8 SQL編/9 印刷/プリンタ編/
10 ウィンドウ編/11 ステートメント編/12 関数編/13 その他編
…………………
ラトルズ様との仕事_1
ラトルズ様との仕事_2
Accessで使用できるプログラミング言語の逆引き事典。
近年でも変わらず同様テーマの書籍は刊行されておりますね。
お打ち合わせ時には、本の概要をお聞きするのですが
ボク自身詳しい分野ではなかったため、
編集様は内容を噛み砕いて分かりやすく説明して下さりました。
今思うと、その良い意味でのザックリ感ゆえに
デザイン発想が自由に出来たのかもしれないなとも思います。
技術書の装丁_1
技術書の装丁_2
装丁に関しては
20年前のデザインですので
やはり英語フォントなど多少時代を感じてしまいますが、
全体的にはカラフルだけど落ち着き(信頼感)があり、
手に取りやすい雰囲気を狙っております。
事典というだけに
束幅:36ミリほどありまして、かなり厚く
背のデザインも通常より意識しておりますね。
また書籍は、新刊が続々と出るため
書店での面陳期間はそれほど長くありません。
棚で背デザインが目立つには。
それで手に取ってもらうためには。
という点も分野的にも大切な点かと思います。
(WEBでは表1勝負なのですが)
これはライバル書が多い資格書にも言えることで
日頃から背デザインの研究は欠かせません。
感覚的+論理的に見ておるつもりです^^
資格書の装丁仕事_1
資格書の装丁仕事_2
資格書の装丁仕事_3
↓事典という事で束幅厚く、背デザインが大事ですね。
またラトルズ様との仕事で
同じような意図でデザインした装丁は、
Amazon EC2クラウドWindows2003 Server構築ガイド
2009年 ラトルズ刊
B5判、263頁、ソフトカバー仕様
あたりかなと思います。
編集担当・K代表との仕事です。
技術書には多いB5判(変形)サイズ。
………………….
約18万円のWindows Serverが1時間12円で使い放題!
いま話題のクラウド・サーバを自分で構築してみよう!
Windows Serverの学習に最適。
目次
Amazon EC2って何?アカウントの作成
仮想マシンの設定と起動
保存用ドライブEBSの設定
日本語化と実用的設定
バンドルとAMIの作成
EC2その他の機能
AWS登録内容の確認と変更
IISのインストール
Apacheのインストール
PHPのインストール
MySQLのインストール
phpMyAdminのインストール
FileZillaのインストール
Mercuryのインストール
XAMPPのインストール
WordPressのインストール
FileMaker Serverのインストール
………………….
技術書の装丁_3
技術書の装丁_4
装丁に関しては、
上のAccess VBA本もアイコン以外は同じような構成要素。
特にビジュアルなしで
色面と文字で構成しております。
そのアイテムだけでも装丁デザインは結構
作成可能なんじゃないかなとよく思います。
その基本のキは、
10代の頃ひたすら打ち込んでいたデッサンと
ポスターカラーでの色彩(平面)構成かもしれません^^
初心忘るべからずですね。
2冊とも装丁担当