【思い出の装丁_59】でございます。

さて、今回の本は

 

最強の3Dモデリングツール Rhinoceros(ライノセラス)入門
2013年 ラトルズ刊
 

B5判、378頁、ソフトカバー、CD-ROM付き
ラトルズ様は、コンピュータ書、デザイン書出版を中心とした出版社です。
 
 
本書の内容(2013年当時)は、
 
世界でもっとも普及している
3DモデリングツールのひとつRhinoceros(ライノセラス)。
Windowsで動作し、3D CADとのデータ互換性が高く、
柔軟かつ高精度の造形が可能なことから、
日本でも工業デザインやプロダクトデザインの現場で広く普及しつつあります。

 
そんなライノ・ユーザー待望のチュートリアルが、ついに登場!
入門者・初心者のために、3Dデジタル・モデリングの基礎を、
ケーススタディを通してゼロからやさしく解説しました。

 
となっております。
 
→柔らかい雰囲気の技術書デザイン
 
装丁については、
王道的なコンピュータ書デザインかなと思います。
ビジュアルは編集者・K様から提供された画像を使用。
マウスを表現したイラストがコントラスト強く浮き上がり
グッと引き締まった黒地基調の技術書となっております。
 

→黒ベースの装丁_1
→黒ベースの装丁_2
 

当時、コンピュータ書といえばCD-ROM付きも多く、
その場合、盤面デザインも同時に行うことがほとんどで、
本書も装丁イメージとリンクさせておりますね。
 

盤面デザインは、特色の場合、印刷色が限定されておりましたので
例えば1c、2cの盤面印刷の場合、
限られた色の中での効果的な構成を考えておりました。
その後、盤面にもフルカラー印刷が増えていき、
現在ではROM付きは減り、
動画リンク(QRコード)配置で済むようになっていきましたね。
 

→盤面デザイン_1
 
↓付録のCD-ROM、盤面デザイン

 
↓紙銘柄:アルグラス(現在は生産終了)を使用した帯群

 
また、帯紙の銘柄はアルグラス(現在は生産終了)を使用。
上の大画像ですと判別しにくいですが、
表面が鏡面状になっており、
例えば似た雰囲気の銀特色1C印刷と比較しても
輝度は差がありますので書籍の存在感がUPします。
 
ややコスト高ということもあり、
頻繁には使用していませんでしたが、
ここぞというときは資材指定をさせていただきました。
 

他に同じ帯紙銘柄:アルグラスを使用した装丁仕事としては、
 
サブプライム金融危機 21世紀型経済ショックの深層
2007年 日本経済新聞出版社刊 四六判、222頁、上製造本
 
がありました。


 

この本も、帯のアルグラス使用が効果的だったケースに感じます。
カバー書名には(マットPP加工の紙に)スミツヤあり箔押しを施し
文字構成はもちろんのこと「質」で強さを狙ったように記憶しております。
 

 
⧹ 文庫デザイン記事まとめ 設置 ⧸