岩崎学術出版社様の新刊単行本です。
A5判、270頁、ソフトカバー仕様
こちらの書籍の下刊となります。
以下、本の内容紹介より引用、
フロイトが創始した精神分析は,
古典的精神分析への疑問から新たな潮流を生み出し,
多岐に枝を伸ばして今日に至る。
本書は「患者の中の生きられていない自己と
分析家の中の生きられていない自己とが
出会うことを可能にするための場」としての精神分析状況、
精神の拡張の営みとしての精神分析という,
新しい理解へと読者を導くであろう。
目次
第9講 対象関係論の始まり
第10講 クライン派の精神分析
第11講 独立学派の精神分析
第12講 ビオンの精神分析
第13講 米国対象関係論
第14講 自己心理学
第15講 対人関係精神分析から関係精神分析へ
第16講 エナクトメント、間主観性
Q&A
あとがき
文献
索引
ここまで。
下巻ということで、
本書は、第9講〜第16講の内容となっております。
装丁に関しては、
『実践詳解 精神分析16講(上)』を踏襲するデザインで。
前回のビジュアルがブルー基調の色味なので
今回はレッド基調でまいりましょう。ということで
編集担当・Hさんよりご要望いただきました。
いくつか画像違いのデザインを提案させていただき、
上画像のデザイン決定と相成りました。
一番、鮮やかな印象のビジュアルが採用されましたね。
帯色もそれとバランスをとり指定してあります。
上下巻棚差し等で並べた場合も考えて。
古典的精神分析への疑問から生まれた
新たな潮流を著された本書。
多くの読者のもとへ届くことを心より願っております。
そして、上巻の方もぜひにご高覧いただければと思います。
6.12頃発売予定
装丁担当
追伸:Hさん、お子さんのご入学おめでとうございます。
将来のご活躍を陰ながらお祈りしております。