ダイヤモンド社様の新刊単行本です。
四六判、190頁、上製造本。
長年、デザインを担当させていただいている
タナベコンサルティンググループ・丹尾渉様と戦略総合研究所の著書になります。
M&A戦略について書かれた内容です。
以下、本の内容紹介より引用、
M&Aは広く企業に活用され、既存事業の強化や事業ポートフォリオの転換、
業績の向上などに短期間で寄与する。
しかし一方で、想定していたシナリオと異なる結果になる事例も少なくない。
M&Aを通して企業価値向上の礎をつくったはずなのに、
思い描いていた結果にならないのはなぜか。
同じM&Aの手法を活用しながら同じ結果にはならないは、
どこにどのような違いがあるのか。
タナベコンサルティングが標榜する〝M&A一貫コンサルティングメソッド〟を紹介。
M&A戦略、PMI、周辺領域について、
またM&Aの「買い手」「売り手」のスタンスについても言及。
新しい経営技術としての「成長M&A」を開陳する、進展戦略の決定版!
ここまで。
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本書を出版されるにあたりサイトの方も作成されており
クロスメディア展開されていらっしゃいます。
装丁に関しては、
下画像にある既刊3冊と連動させた形での
4冊目の位置付けとなっており、色味変化で
ほぼシリーズとした見立てとなっております。
帯はカバーあしらいの黄土色系に合う黒地で。
インキの方は女神スーパーブラックインキを使用して
通常より深い黒色で印刷しております。
やはりグッと引き締まる印象になりますね。
女神スーパーブラックインキ使用の仕事_1
女神スーパーブラックインキ使用の仕事_2
女神スーパーブラックインキ使用の仕事_3
本書を併せた上4冊は、
タナベコンサルティング・デザインルーム様の
お力が大きい仕事ですが、今回のように
コラボレーション的な内容はこれまでもありました。
コラボレーション的な仕事
多くの版元様とお仕事をさせていただくなかで
自分は何を求められているのか…
最終的な目的は同じで基本的な流れも一緒ですが、
編集者、本ごとによりそれが微妙に変わってくる時があります。
ケースによりデザイナーとしての立ち位置をほんの少し変えて臨む。
そんなスタンスも自然と身についてきたかもしれないなと感じます。
このシリーズ系装丁も、タナベ様の舵取りをいただき
うまく噛み合ったケースだったように思います。
(勝手に感じているだけですが^^)
→少しづつ変化していくということ
付き物紙資材は、
カバー:コート紙にグロスPP加工、帯:パターンズF ダイヤ グロスニス引き
表紙:ICHIMATSU、見返し:NTラシャ、別丁扉:パターンズF エグシェル
となっております。
本書は、タナベコンサルティング様が標榜される
M&Aの一貫戦略論が説かれております。
新しい経営技術としての成長M&Aを知り
企業価値を高めるための指針としてお役立ていただければと思います。
是非にご高覧ください。
3月発売予定
装丁、本文デザイン担当