ワニブックス様の新刊単行本です。
四六判、224頁、ソフトカバー。
NHK文化センター10年満員の人気講師でいらっしゃる税理士、
牧口晴一先生の著書です。
以下、本の内容紹介より引用、
普通の家庭にある日、突然に悲劇が訪れる!
それでは遅い!
認知症という「法的な死」があるのをご存じですか⁉︎
認知症になると「財産凍結」で家族でも預金は引き出せず、
実家も売れない、贈与もできない……やがて遺言書も書けなくなる。
NHK文化センター10年満員の人気講師が警笛を鳴らす!
最も大切なのは実際の相続前10年前後に起きる認知症への対策!
相続に関して、皆さんから受ける相談の多くは、以下の3つです。
① 生前贈与……贈与税の110万円非課税贈与・妻への住宅贈与
② 相続税の節税……養子・自宅の8割引き特例・生命保険の掛け方
③ もめない遺産分割……遺言書・遺留分・「二次相続」の対策
(「二次相続」とは、たと えば父の相続後の母の相続のこと)
認知症になると財産は凍結されて、上記の①~③ができなくなります。
なぜなら、親の預金は引き出せず、空き家の実家も売れなくなるからです。
これは「介護」 と「相続」 をわけて考えるから起きてしまう不幸です。
介護は相続との連続ですから、認知症になって困る財産(実家と預金の一部分だけ)を
“部分的に事前相続しておくのです。それが親子双方のためになるのです。
ここまで。
装丁に関しては、
本文で効果的に使用しているマンガ、その絵を装画に使用する案、
そのマンガとは別タッチ(装画用)をカバー配置する案を提出いたしました。
それぞれに意図がある方向性でしたが、採用案は後者(上画像)に決定。
タイトルから考えて全体にはライトな印象がありつつ
また内容を考慮し落ち着きも欲しいので
色味はビビッドな色は控えて調和を優先に。
そこにこの装画が配置され落ち着きすぎない位置におさまったと思う次第です。
シンプルにオシャレなデザイン、かっこいいデザインが欲しい
というタイプの本ではないので実は結構難しいデザイン位置の本だと思います。
少しのバランス違いで装丁の印象が変わりますね。
この本がたくさんの方に届き、
多くの人達が直面するテーマに、慌てず的確な対応ができるよう
是非にご高覧いただければと思います。
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発売に伴い、久しぶりに
週刊誌用の書籍広告デザインもさせていただきました。
版元のワニブックス様とははじめてのお仕事でしたが
新しい出会いというのはいつになっても有難く光栄です。
今後とも宜しくお願いいたします。
2.21頃発売予定
装丁担当