長年お付き合いさせていただいている岩崎学術出版社のお仕事です。

 

一見、シンプルすぎる意匠ではありますが….
ボクなんかが語るのはおこがましいのですが、
デザインとしてはひとつの行き着く形だと思ってます。
白地にタイトルと著者名をスミ文字で。
この本で語られてる親子(巣立ち)を連想させるつばめの線画イラスト。
差し色に赤がほんの少し入ってる程度。

 

最小限の情報のみにして、要素を削りに削って残ったものです。

今回のお仕事ではこの形がベストだと思いました。

 

本の内容も自分には12歳、14歳の息子がいるのでドンピシャ。
講義内容を文章に起こしてるので生きた言葉が強く大変参考になります。

仕事をしながらも、いつもどこかで子育ての事も頭にあるのですが、
ウチの場合は幼少期が大変でキツく、親2人ともノイローゼになりそうでした。
息子らは思春期ではありますが現在のがはるかに問題も少なく楽に過ごせています。

と余分な事を書いてしまいましたが…^ ^

 

自分に依頼される装丁分野。自身が興味のある内容がとても多いです。
だからこそその仕事が巡ってくるとも信じています。

装丁担当。