長年デザイン担当させていただいているタナベ経営(編)の書籍。
ファーストコールカンパニーシリーズ。
著者は細江一樹さん(タナベ経営)です。

 

以下、本の内容紹介より引用

国は2020年を機に戦後最大級の「教育改革」をスタートさせます。
これに伴い、教育界では従来のカリキュラムやビジネスモデルの抜本的改革が求められています。

一方、「人生100年時代」の到来を踏まえ、
今後の自分のキャリア設計をどう組み立てるかなど、
全世代の人々が教育学習の視点から人生設計を再考するタイミングを迎えています。

書籍では、現在の教育産業のマーケット構造と、
2020年の教育改革について述べ、
学校現場、学習塾、社会人の学び直し(リカレント)などを巡る動きや
関連企業のトップの考えを取り上げ、教育関係者に対して変革を促します。

(ここまで)

 

装丁に関して、
今回はいつもの読者層よりはもっと広い層に向けたいとのご要望でした。
とはいえ、教育に関した内容ですし、
コンサルティング会社タナベ経営(編)の書籍ですので、
信頼性は保ちつつ、なおかつ堅過ぎない印象に。を心掛けました。
このシリーズは明朝体タイトルがほとんどなのですがA1ゴシックを使用。
使用色も絞っています。
 

そして造本に関しても、
通常ボール芯(約2ミリ厚)の上製本(丸背)から
今回より一段階薄い芯になりました。
 

編集様との以前のお仕事で薄芯上製が予想以上に
仕上がりがよかったのと、(タナベ本としても)
今の時代に合っているのではとの判断からです。
 

装丁も生生流転していくのでありますね^ ^言い過ぎか(^_^)

 
下画像:見返しはICHIMATSU、別丁扉がNTラシャ、スピンは白色

 

紙資材(上記以外)
カバー:OKトップコート、表紙:里紙、帯:パターンズ エグシェル
 

8.21頃発売
装丁・本文デザイン担当