朝日新聞出版様の新刊単行本、
朝日文庫のデザインです。
以下、本の内容紹介より引用
第1次大戦下の史上初の毒ガス戦。
独軍で開発指揮をとったのは後のノーベル賞受賞者フリッツ・ハーバー。
自身も科学者であった妻は夫の殺人兵器開発に反対し自ら命を絶つ。
原爆開発に見るごとく、いつの時代も、
優秀な科学者のみが国家利益と探求欲の狭間で苦悩する。
情熱的に勝利に貢献しようと邁進する愛国心に満ちたユダヤ人科学者
を最後に裏切ったのは、祖国だった。
星製薬設立者・星一との深い交流も描く。
ここまで。
こちらの本もそうですが、
この本も2007年に刊行された朝日選書を改題し、
文庫新刊として装いも新たにデザインし直しました。
帯には福岡伸一先生の解説文を一部引用。
(選書は)アマゾンでのレビューも非常に高評価ですね!
装丁は、ノーベル賞科学者ハーバー氏の写真をメインに
渋めの色味で構成してます。
そして、氏自体が迫力もありカッコイイので実に絵になります。
この本(マーク・トウェイン)のときもそうでしたが、
写真素材(被写体)が良いとそれだけでデザインがほぼ完成したように
思えてしまい…..(いけないいけない…)ます。
この本が多くの方の手に届き、
ご高覧いただけます事、願っております。
9.6頃発売予定
装丁担当