公正取引委員会委員長、杉本和行氏の著書です!

 

以下、本の内容紹介から引用

○デジタル化の進展とグローバル化で、
公正取引委員会(公取委)の競争政策は大きく変化しており、
対象とする経済活動も広範囲に及んでいる。

○とくにGAFAに代表される巨大プラットフォーマーに対する政策は、
国際連携も含め、日本経済に多大な影響を与えるため、その動きから目を離せない。
日本が負けているデジタル人材の争奪戦にも競争政策の網がかかろうとしている。

○本書は、現職の公取委委員長が、
現在進行している競争政策の土台となる考え方・取り組み方を示したもの。
IT業界だけでなく、あらゆる企業がデジタル変革(デジタルトランスフォーメーション)で
生き残りを図っている現在、すべての経営層の必読書。

○競争政策が必要な理由、日本経済の環境変化から競争政策のツールを平易に解説。
その基礎知識を基に、デジタル時代の競争政策を解説する流れで、
事前知識がなくとも読みこなせる内容となっている。

(ここまで)

 

装丁に関しては、
本の内容、そして著者様のお立場を考慮しても….重厚な感じが理想、
そして「GAFA」ははずせないキーワードで
あるのでどこかに入れたい。という編集様のご要望でした。

 

という事で色調はセピア(共同通信社ご提供の帯写真も)の色合いに。
タイトルはキレのある強い太明朝(筑紫Bオールド明朝)をデカく。
そして著者名も著名な方なので立たせる方向で配置してます。

 

重厚な…..というと黒(濃色)地系でとも考えがちなのですが……
今回は表紙も白地に薄グレッシュな色で文字のみのデザイン。
全体には、白っぽい重厚さ。というデザイン位置で攻めてみました。
 
 
下画像:そで一文。著者様、2013年ご就任時の会見からのお言葉かと。
デザイナー業も、リスペクトとともにこの精神は忘れずにと思ってます。


 
 
心からヒット祈願です!!
 
紙資材
カバー、帯、表紙:サンシオン(グロスニス引き)  見返し:エコラシャ

8.24頃発売
装丁担当