朝日新聞出版様の新刊単行本(朝日文庫)です。

 

秋川滝美先生書き下ろし小説第3弾です!
 
この度もデザイン担当をさせていただき
大変嬉しく思いますm(__)m

 

編集担当のK様からは、シリーズとしての
「3作目」というのは肝要な位置づけです。
気を入れて参りましょうとエールをいただきました。
ちなみにK様は筋金入りのキャンパーでいらっしゃいます^^
 

個人的にも、アマゾンやX等で前作レビューチェックなどしてますし、
秋川先生ファン、読者はどのような視点で
この小説を読まれているのか、
デザインにリフレクションできるよう
日頃より参考にしております。

 

第1弾『ソロキャン!』
第2弾『ソロキャン!2』

 

以下、本の内容紹介より引用、
 
4月の人事異動で主任への昇進を果たし、
喜び勇んでご褒美キャンプに繰り出す千晶。
大好きなソロキャンで、ゆったりと焚火を楽しもう! 

 
しかし、なぜか彼女の周りには、
事情を抱える人たちが集まってきて……。

 
書き下ろし人気シリーズ第3弾!
 
ここまで。

 

朝日文庫の仕事_1
朝日文庫の仕事_2
朝日文庫の仕事_3

 

装丁に関しては、
変化をつけていきましょうということで
今回は書名を横組みに。
ロゴ囲み色、帯地色はバリエーションをつけ
ピンク系で。
 
装画は、いつものようにINOさん
前巻2冊は、夜、夕暮れの焚き火(キャンプ飯)をテーマに
しておりましたが今作は本文にある場面の一部を切り取る感じで、
「目に眩しいほどの日の出を浜辺に見に行く」シーンを描いていただきました。
これは担当のK様推薦の場面でもありました。
ゲラを読んでいて前向きな気持ちになれるような印象的なエピソードでした。

また装画として
シリーズ展開としての変化という意味でも良いですね。

 


↓シリーズを並べて

 

小説分野の仕事は、
じっくりとゲラを読み込むことが多く
このようなシリーズで1話完結タイプの小説は
手がけたことはないと思います。
良い経験になってます。
 
ソロキャンプを題材にして大変楽しめる作品ですが
根幹には主人公・千晶そして関わる人々の
人間的成長があるため深みのある内容となっております。
 
またそれに伴い、
文庫装丁も良い展開(成長)ができると良いなあと
思ったりもしております。
 
第4弾刊行も勝手に期待してしまいますね^^
 

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(ソロ)キャンプが一段と楽しめる季節もやってきますし、
本書をご高覧いただけたら嬉しく思います。
そしてまだの方は、ソロキャン!1、2も
是非ぜひよろしくお願いいたします。

 

装丁、目次、話扉デザイン担当
7.5頃発売予定