翔泳社様の新刊単行本です。
 
 
A5判、368頁、ソフトカバー仕様
IPUSIRON先生の新作です。
編集者・H様との仕事になります。
 
こちらの本は、翔泳社様創立40周年記念書籍の1冊でもあります。
 
●翔泳社様創立40周年記念ロゴデザインの記事
●翔泳社様創立40周年記念Webサイト『Book Design1985-2025』の記事
 
 
以下、本の内容紹介より引用、
 
本書では、忍具や忍術、スパイの道具や諜報術、軍の装備や戦術、
ハッカーのツールや攻撃手法などを関連づけながら学んでいきます。

 
そうすることで、サイバーセキュリティ、ソーシャルエンジニアリング、
物理的セキュリティを総合的に習得することができます。

 
これは「フルスタックなハッカー」、すなわち「サイバー忍者」への道を
歩むことでもあります。

 
ハッキングとはコンピューターだけの話ではありません。
 
あらゆる知識、道具、技術を総動員する、文字どおりのバーリ・トゥードなのです。
面白くて、ためになる。唯一無二の新感覚・ハッキング指南書になりました。
 
【目次】
・序章
・知の章
・道具の章
・術の章
・現世の章

 
ここまで。
 
 
●IPUSIRON先生著書の装丁仕事
 
翔泳社様との仕事_1
翔泳社様との仕事_2
翔泳社様との仕事_3
 
 
本書は、コンピュータだけの話でない
唯一無二の新感覚・ハッキング指南書です。
本文デザインの方も図版等多用し
非常に凝ったものになっており、
楽しみながらご覧いただけると思います。
 
装丁に関しては、H編集長より
表1書名小さく、忍者がモチーフだと嬉しい。
帯はネームが長いなど方向性はお話いただきましたが、
自由度は高かった仕事です。
ので、かなり好きにデザインさせていただきました。
その反面、責任は重くなりますね^^
 
個人的には、一見「何の本だろう!」と思わせたい意図も
ありつつのインパクトも欲しいなぁという意匠を狙ったつもりです。
IPUSIRON先生からもデザインご快諾をいただき大変光栄でした。
 
●装丁デザインの2タイプの方向性
 

 
 
印刷に関しては、グラデーションを多用している
デザインでもありますので、
H様のお取り計らいで本入稿前に
カバー・帯のテスト色校を取らせていただき
色味を確認後、色調整→入稿→校了という流れでした。
 
 
また、カバー紙はコート紙、帯紙はパターンズFエグシェルに印刷。
同じグロス感でも質感違いを意図し、
本の存在感が出るといいなぁという狙いです。
表紙は超厚口の黒上質紙。
シルバー1C印刷で超シンプルデザインです。
 
 
翔泳社様との仕事_4
翔泳社様との仕事_5
翔泳社様との仕事_6
 
 
今回の書籍は、IPUSIRON先生、H編集長のエネルギーが
結実された本になっていると、僭越ですが思います。
それだけ製作当初から熱量が伝わってくる内容でした。
また複雑な本文デザインをキレイに組み上げていただいた
DTP担当・シンクス様にも感謝を申し上げます。

 
多くの方に本書が届かれること、
心より願っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

 
 
1.19頃発売予定
装丁・本文デザイン担当