岩崎学術出版社様の専門書の装丁です。

 

以下、本の内容紹介より引用、

「社会病理」、「精神科医療の対象ではない」と言われた時期もあったひきこもり問題ですが、
今や子どもから中高年に至る当事者に対して、
多くの領域の援助者が手を携えて緊急に取り組むべき課題となっております。

しかし,ケースごとに強い「事例性」をもつ複雑さゆえ、支援のためには、
ひきこもり問題の正確な理解、特有の技術や知識が必要とされます。

本書は、精神科医でひきこもり問題の第一人者である著者が,
最新のひきこもり問題のポイントと、必要とされる相談支援技術について、
全18講にわたりレクチャーするものです。

盛りだくさんな内容ですが、講義形式のため理解しやすく、
一読で支援のためのヒントがいくつも得られるはずです。

ここまで。

 

専門書ですが、この本は「です・ます」の口語調でまとめており、
読みやすい文体となっております。

 

装丁に関しては、
著者の近藤直司先生は,現在も演奏活動を続けている高名なサックス奏者!でもあり、
バリトンサックスの写真素材をご提供いただきました。
(写真:高下徹さん)

一寸、それとは分からないようなトリミングで配置。
見る側の心を投影できるような写真です。
迫力もありますね!

 

この本が必要な方々の多くの手に渡り、
問題解決の一助になる事を願っております。

 

12.5頃発売予定
装丁担当