【思い出の装丁_62】でございます。
さて、今回の本は、
左)とんとんのホ・オポノポノ実践記
2011年 ソフトバンク(SB)クリエイティブ刊
とこちらの記事でも登場している
右)豊かに成功するホ・オポノポノ 愛と感謝のパワーがもたらすビジネスの大転換
2009年 ソフトバンク(SB)クリエイティブ刊
いずれも編集者・N様との仕事で「ホ・オポノポノ」に関する書籍です。
とんとんの〜の本は、著者・河合政実先生が個人的な
体験を綴られた内容で、一方、豊かに成功する〜本は、
ホ・オポノポノをビジネスに生かす内容になっており、
インタビューアーを河合先生が務められていて、
2冊はリンクした関係なのです。
ちなみに豊かに成功する〜本は10万部突破のヒット作です。
SBクリエイティブ様との仕事(グラフィック)
その「ホ・オポノポノ」とは、
「ホ・オポノポノ」とは、400年も前からハワイに伝わる問題解決法で、
特に不安や困難を抱えている方に役立てていただきたい手法です。
(中略)
潜在意識の中にある「記憶」を自分の力で消去することにより、
自身の病気、貧困、人間関係や争いはもちろん、他者の苦しみや経済危機など、
生きていく上で起こる大小のあらゆる問題が
自然に解決されていくというこの方法は国連やユネスコでも紹介され、
世界中の人々が実践しています。
(ホ・オポノポノ公式サイトより引用)
という潜在意識のクリーニング法なのですね。
2冊の装丁に関しては、
写真メインと文字主体で構成と対照的なデザインですが、
両方に登場する「ハイビスカスの花」はハワイの秘法として
華やかさも相まってアイコン的に配置してあります。
また表1に大きく扱っている「Z」文字は、ZEROのZ、
このZEROがホ・オポノポノでは重要なキーワードになってきます。
潜在意識をクリーニングすることにより、
マイナスの記憶(トラウマ等)が薄れていき
ZERO(地点)に近づいていくのですね。
その状態になると人生全般がうまく回り出すようです。
セラピー本の装丁仕事_1
セラピー本の装丁仕事_2
セラピー本の装丁仕事_3
↓表1にドーンと「Z」金ツヤあり箔押し。紙:ヴァンヌーボV
また、他に「ホ・オポノポノ」に関する装丁仕事としては、
原典 ホ・オポノポノ 癒しの秘法
2010年 ビオ・マガジン刊
があります。豊かに〜本をご覧になった編集様から打診をいただきました。
仕事を長く続けていると、そのような事の繰り返しで
人間関係が築け、仕事が広がってきたように感じます。
こちらの装丁は、ホ・オポノポノの原典を翻訳した本のデザインです。
ハワイ(といってもアロハ調ではなく)っぽさ+古典的な雰囲気少し+癒し+自然
のデザインキーワードで。原典といっても古いイメージに寄らないように心がけました。
カバー・帯の紙にOKミューズガリバーリラを使用して
手触り感のある温かみをプラスしております。
やはり、この本にもハイビスカスはポイントとして配置しておりますね。
ソフトバンク(SB)クリエイティブの2冊:装丁・本文デザイン担当
ビオ・マガジンの1冊:装丁担当