佐野美術館様のお仕事です。

今回は、2020年2月22日〜の『人形の美 語りかけるひとがた』展。
そのB2、B3ポスター、A4チラシ等のデザインになります。
(B3は主に車内広告として)

 

以下、チラシより展覧会紹介文を引用、

 艶やかな肌の御所人形、ちろりと舌がのぞく首振りの嵯峨人形、
幼子の面影を映した抱き人形…江戸から明治時代にかけて、日本中で愛されてきた人形たち。
このたび佐野美術館に、日本の古人形を中心とした人形コレクション約200点が寄贈されました。
これらの愛すべき人形たちを蒐集したのは、
静岡の彫刻家・前島秀章(まえじま ひであき)氏夫妻です。

 

 前島氏は「人形(ひとがた)」に、命の尊さと人体の神秘を見、
古来人形に込められた日本人の魂を自らの創作の師としてきました。
美しく愛らしいだけではない、見る者の心に訴えかけてくる日本の人形たち。
その独特な造形美をご堪能いただきます。

 

 本コレクションには、近代日本を代表する人形作家・平田郷陽(ひらた ごうよう)の作品や、
ヨーロッパの著名な工房によるアンティーク・ドールなども数多く含まれます。
古今東西、大切に伝えられてきた人形たちの競演をお楽しみください。

ここまで。

 

今回のデザインでは(自分のなかではできるかぎり^ ^)
洗練された方向に舵をとったつもりです。

おそらく、男性より女性の方が人形の展示に興味があると思います。
その感性….琴線に触れるようなものができるといいなと。

そして由緒ある人形の写真を扱わせていただくので、
色やフォントの方はスッキリした雰囲気で
全体に重い印象にならないように心がけました。

 

このポスター(チラシ)が貼られるのは初春。
暖かくなっていく季節の移り変わりのなかで、

これらを目にした時、

『あ〜、展示を観に行きたい♪』

『春の散歩がてら行こうかな♫』

とウキウキするようなデザインができたらいいな〜。
そんなことを考えてました。
人は感情で動く生き物ですしね^ ^

 

デザインが整っている、キレイ、カッコいい。
と見た目的な事はもちろん大事にしてます。
が、どういう意図を持って制作したか….

ポスターなので、
デザインが、観る人とうまくコミュニケーションをとれているか
ここが一番大切なのではと思ってます。

 

そういう部分もさのび様は自由に発想、制作させていただけるので、
大変やりがいのある仕事です。ありがたいです。

 

↓誰も気づいてくれないか…(笑)車輪、赤面と白地の際ギリギリのキリヌキ^ ^

ぜひ、足をお運びくださいませ〜〜

佐野美術館(さのび)様のサイト→こちら
 

↓さのび様のツイッターでも紹介されました^ ^Fさま、並べ方・撮影が秀逸!