大和出版様の新刊単行本です。
心のお医者さんに聞いてみようシリーズです。
今回は摂食障害に関するテーマで
若年層、その家族に向けた内容となっております。
A5判、96頁、ソフトカバー仕様
以下、本の内容より引用、
どんな病気? 家族はどうしたらいいの?
育てられ方や家庭に問題がなくても、
ささいなことをきっかけに誰でもおちいる拒食・過食。
この病の理解、治療へのつなげ方、
医療機関との連携のポイントから、家族療法までを徹底解説
ここまで。
このシリーズを担当させていただくにあたり
毎回ゲラを拝見しますが、その一部の症状は、
決して繊細で弱い人ばかりが陥る状態ではなく、
どんな人でもとあるキッカケ(外的、内的要因)で
そのような状況になりうるんだなというところが解ります。
また今回のテーマは家族の理解と協力が一段と解決の早道となります。
治療のためはもちろんですが、
知識を蓄えておき予防できるところは数多あるのではと感じます。
装丁に関しては、
いつものように症状名と照らし合わせながら
基調色を決め、それを装画担当のイラストレーターさまに
お伝えしました。
今回の担当は、片山智恵さん。
(本文イラストも)
摂食障害の我が子(若年層)を見守る両親の、
その子との距離感を表情やポーズで描かれております。
さらっと描かれているように見えますが絶妙に関係性を表現されていますね。
素晴らしいです。
本書が、多くのこのテーマを必要とされている方、
そのご家族に届かれることを願っております。
ご高覧いただければ幸いです。
11.16頃発売予定
装丁担当