
岩崎学術出版社様の新刊単行本です。
A5判、248頁、上製造本
アーヴィング・B・ワイナー/リアット・アペル/シーラ・ティボン-シゾップ 著
小川俊樹先生の監訳本です。
編集者・S様との仕事になります。
監訳者の小川先生は、日本のロールシャッハ法の大家でいらっしゃいます。
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岩崎学術出版社様との装丁仕事_2
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以下、本の内容紹介より引用、
斯界の泰斗ワイナーによる貴重な文献が,ついに邦訳。
パーソナリティ検査や鑑別診断のための心理検査として
多く採用されるロールシャッハ法だが,
神経心理学検査としての側面も有しており,
高齢者のアセスメントにおいてはその側面が存分に発揮される。
ロールシャッハ法の新たな可能性を示唆する。
目次
第Ⅰ部 序 論
第1章 加齢をめぐっての今日の研究と心理力動的視点
第2章 高齢者のロールシャッハ法アセスメント:その発展の歴史
第Ⅱ部 概念的検討
第3章 高齢者心理臨床におけるロールシャッハ課題の有効活用
第4章 ロールシャッハ解釈のパラメーター
第Ⅲ部 高齢者のロールシャッハ変数標準データ
第5章 非患者群の国際標準データ
第6章 発達心理学的視点からの検討
第7章 アルツハイマー病患者群
第Ⅳ部 高齢者の心理アセスメントに適用したロールシャッハ法:事例呈示
第8章 認知症:“老坑夫,もしくは幸せなピエロ?”
第9章 双極性障害:“破れた心臓,なにやら破裂している”
第10章 コルサコフ症候群:“自分の人生を思い出す”
第11章 急性抑うつ反応に対する治療的アセスメント:“気持ちの悪い生き物”
第12章 トラウマ的ストレス状況:“二人が互いに助け合ってるけど,そこに希望はない”
第13章 躁的防衛:“戦いだけど,私には面白い”
第14章 身体的不調と身体化:“ほんの少しだけチョウに見える”
第15章 事後性効果:“羽をたたんだ蝶々みたい”
第16章 繊維筋痛症とアレキシサイミア:“考えない方がいいんです,苦しむくらいなら“
第17章 強迫性パーソナリティ:“私は象徴的な反応を探しています”
第Ⅴ部 結 論
第18章 結 語
ここまで。
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編集者・S様からは「ガチガチの専門書です。
ロールシャッハ法という心理検査を高齢者の
アセスメント(心理診断)に使うという本になります」
とのことでした。
岩崎学術様は、臨床(患者さんを直接相手にするための内容の本)が
多いのですが、この本は、一応心理臨床の本ながら「研究」の要素も入っていて、
普段のものよりさらに固い印象があるとのことでした。

●こちらもロールシャッハ法本の装丁記事
装丁に関しては、
原書の装丁も拝見し、一応頭に入れておきながら
ゼロベースで考えたつもりです。
(しかしながら、どこかしら影響受けてる気もします)
装丁のビジュアルは、ロールシャッハテストから
イメージした左右対称のもの。
インクのシミですと少し地味に感じてしまうので
艶を加えたイメージで。インパクトは出たかもしれません。
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余談ですが….
先日、ある編集様とのお話で、
「書名、帯文の文字詰め(カーニング)って1文字づつ手詰めしてるよね?」
と仰ってました。それはやはり自然とそうなるといいますか、
デザイン上で「こうしたい」と完成形が自分の中にあるため
結果的に手詰めしてることが多いです。
そこには「カーニング機能使用一発でOKでしょ。楽ちん」
という合理的考えはありません。
装丁家なら、皆、同じ考えだと思います。
今回の書名もギチギチに新聞明朝体を手詰めしてます。
こうしたかったのです^^
話は逸れてしまいましたが、
本書が多くの方の元へ届かれること、
心より願っております。もうすぐ発売です。
10.9頃発売予定
装丁担当











