日本経済新聞出版様の新刊単行本です。
四六判、320頁ほどの上製造本。
↓背デザイン。束ボリュームあります
以下、本の内容紹介より引用、
●不確実性が極めて高まっている今日、
過去のデータ、市場調査、勘などに頼っていてはイノベーションを生み出すことはできない。
ライブの環境(実際にビジネスが行われている現場)で、
顧客などを巻き込んだリアルタイムのビジネス実験(A/Bテストなど)をすばやく繰り返し、
学習することでイノベーションを生み出す確率を高められる。
●デジタルツールの登場で、実験のコストは大きく低減した。
しかし本当に重要なのは、科学的なビジネス実験に基づく意思決定を行う、
「実験文化」の構築である。本書は豊富な事例を元に、その方法論を提示する。
●本書では、アマゾン、ブッキングドットコム、フェイスブック、グーグル、
マイクロソフトなどのデジタル企業のみならず、
ams AG(半導体製造)、バンクオブアメリカ、レゴ、3Mなどの
「非デジタルネイティブ」企業がいかにしてビジネス実験を取り入れていったか説明する。
ここまで。
装丁に関しては、
インパクト優先の方向性ではなく、
(上製本ということもあり)じっくり読ませる佇まいを心掛けています。
でも重過ぎないイメージで。
ビジネス実験について述べられた内容ですので、
「ふわっと」した雰囲気ではなく、
「カチっと」とした理知的なイメージ。
を念頭にデザインさせていただきました。
(論理でデザインしていないので言葉にすると上のような感じです^^;)
帯とカバーにワンポイントでABテストに関したイラストを配置。
地色の爽やかブルーは
訳者様からご助言をいただいて敷いておりますm(__)m
↓帯をとると、こんな感じ
↓表紙(カバー補色に近い色系統で)
紙資材は、カバー、帯ともにMr.B。
印刷はいずれもプロセス4C、グロスニス引き。
表紙はえんじ色のラシャ紙に銀特色1C印刷。
見返しもラシャ紙のくろ色。
GAFAを筆頭に世界を牽引する企業群は
高速サイクルの科学的実験を使っていかに勝利を手にしたか。
リーダーにとって必読の書。
ぜひ手に取ってご高覧下さいませ!
——
ご担当編集様とも振り返ると約20年のお付き合い(!)
をさせていただいてます。いつも有り難うございます!
ヒット祈願です。
7.15頃発売予定
装丁、目次・扉デザイン担当