日本経済新聞出版様の新刊単行本です。
タイトルにあるETFとは、

Exchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。
ETFは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、
NYダウ等の指数に連動するように運用されている投資信託の一種

です。

以下、本の内容紹介より引用、

 

■本書は、ETFの商品性や魅力・使い方に加え、
その商品性を支えるエコシステムを構成する主要なプレイヤーたちが、
普段投資家が接することが少ない裏側で、具体的に何を行っているのかまで、
できる限り詳細に体系立てて網羅的に解説する。
各章は独立して構成されており、
必要に応じて該当箇所を開くといった辞書的な使い方もできる。

 

■本書の主な読者としてETFに投資される機関投資家を想定しているが、
それ以外にも投資一任などを通じて個人投資家向けに金融サービスを提供されている人や、
ETFに携わるすべての業界関係者をはじめ、
多くの金融業界のプロフェッショナルの人たちにも読んでほしいと考えている。
また、機関投資家向けを想定した結果、個人投資家にはやや専門的すぎる内容かもしれないが、
ETFという投資商品の本質を知ることができるという点で、
好奇心と向学心にあふれる個人の人にも是非手に取っていただきたい。

 

ここまで。
本書はA5判の上製。そして大全とあるように辞書的な側面もある書籍。
長く机上に置かれる事も予想されます。

装丁に関しては、
その際に気分が良い、(人に見られて)恥ずかしくない感覚が持てるように。
*この言葉は誤解されたくないですが^ ^;
そして、理知的(スマート)、重厚さ信頼性を兼ね備えた装い。
いつの時代にも受入れられるデザイン安定性をと心掛けたつもりです。

 

コメントにすると、なんだか難しい感じですけども。

 

基調色の赤は、編者:野村アセットマネジメント様のイメージカラー。
サブ的に黒色も表紙の方に取り入れてあります。

 

また今回は、個人的意図で
帯〜カバー〜表紙〜別丁扉へと
デザインのなかにストーリーをいれてあります。
手に取られた際に感じていただけたら幸いですm(_ _)m

 

紙資材と印刷に関しては、
カバーと帯:Mr.B、ともにプロセス4C。
グロスニス加工でギトギトに仕上げて下さいとリクエストさせていただきました。
表紙:黒ラシャ紙に銀特色1C刷り。
別丁扉:パターンズF コットンに赤、スミの2C印刷。
見返し:ICHIMATSU(ビターブラウン)
となっております。

この本が多くの方の手に渡り、
充実した人生の一助になれたら嬉しいです!

 

5.1頃発売予定
装丁担当