『レクイエム』深谷考さんの奥様、深谷悌子さんのエッセー。
(共著になっております。)

 

以下、出版社の紹介文より引用。

野呂邦暢、車谷長吉、三浦哲郎、幸田文、
そしてなによりも阿部昭を愛読した街の文学研究者が、
絶筆になった『野呂邦暢、風土のヴィジョン』を書きながら、
病床で書斎で作った俳句と戯れ歌には「生」への愛着と死別の覚悟が、
そして文学への賛歌があふれている。
妻のエッセーに、文学を愛し、酒を愛した研究者の横顔が浮かぶ。
(引用ここまで)

 

装丁は小田正人先生の油絵を表1(トリミング)、4に配させていただき、
あとは細めの明朝、スミ文字のみ。シンプルに。
近年は、このような渋いデザインを求められる機会も増えてきました。

 

下画像、カバー見開き状態の色校正

 

カバー:ミセスB-F   見返し:MLファイバー
2.20頃発売予定。装丁担当。