青弓社様の新刊単行本。研究書です。
以下、本の内容紹介より一部を引用、
本書では、今日の状況を踏まえて、武道に内在する戦いに勝ち自分を守る技術としての
「武術性」にあらためて焦点を当てる。
そして、武道の根底にある武術性といまどう向き合うかを、
柔術・柔道や剣道、中国・韓国の武術などを事例に検証する。
他者への暴力も内在する武術性を再編して、
日常に文化として定着させてきた日本の歴史的な歩みをたどり、
武道・武術の思想を人間/サピエンスの「生き抜く力」と再評価する。
ここまで。
装丁に関しては、
日本武道をテーマにしてるが、日の丸やそれを想起させるデザインはなしで。
武道がもつ可能性を「生き抜く力」として位置づけたいというのが本書の主張。
と編集様からコメントをいただきました。
今回は日本武道を扱っているので「和」のイメージにデザインを落とし込みました。
(素材画像は出版社ご提供)
清潔感・清廉さが出す事ができれば読者層に合うのではと考えたのでした^ ^
ちなみに、タイトル使用している明朝体(かなの方)は、
『游築36ポ仮名』(字游工房)。
1999年にリリースされたものですが、
それまでデジタルフォントの明朝体で
いわゆるキレイな書体というのはかなり限られていました。
このフォントが発売された当時、素晴らしく美しい書体だな〜♪と
感激したのを憶えております。特に雑誌デザインなどのエディトリアル分野で
見出しとして使われ、20年経ったいまでも見かける機会が多いです。
本当に良いものは時代関係ないんだよな〜とよく思うのです^ ^
6.25頃発売予定
装丁担当