岩崎学術出版社様の新刊単行本。
今回は一般書になります。
認知行動療法の第一人者、大野裕先生の著書。
大野先生は、これまで専門書、一般書問わず
数えきれないほど多くの書籍を出されておりますが、
これほどご自身の半生について詳しく述べた本はないそうです。
心の強さとは、そしてそれを鍛えるために何をすればいいのかを、
ご自身の武道(空手)との関わりから述べています。
以下、内容紹介より一部引用、
本書は、月刊「武道」に、二〇一八年一月から二〇一九年十二月にかけて二年間、
「人生に生かす武道力」と題して連載した原稿に加筆訂正したものです。
月刊「武道」に連載することになったのは、
日本経済新聞に毎週連載しているコラムに書いた
大学時代の体育会空手部仲間との経験が編集担当の方の目にとまったからです。
(中略)
武道には、私たちが生きていく中で大切な人間的手がかりが限りなく含まれています。
私たちの社会は、短期的な目標に向けての競争がますます激しくなっています。
その中で自分を見失うことなく、他の人にも気配りができる人間力が、
今まで以上に重要になってきています。
その人間力を武道の心から学ぶことができます。
武道の可能性は、私たち一人一人の心が持っている可能性でもあり、
武道の実践を通してそれをしっかりと自分のものにしていくことができるのです。
ここまで。
装丁に関して、
今回のデザインについては、
あまり多くを語ると無粋なのですが、
イメージは道◯です^ ^
そして、タイトルの「の」の字、
これはこの書体しかない!という
自分のなかでのこだわりがありました。
クセがあって強い明朝体
使う機会を以前からうかがってましたが、
今回のデザインには合うだろうと^ ^
臨床精神医学、認知療法の権威の著書…
すんなりとデザイン採用していただいた編集様に感謝ですm(_ _)m
そしてこの本。幅広い層の方にお読みいただき、
心身とも健やかな人生を送る知恵として、
生かしていただきたいと思っております。
4.10発売予定
装丁担当