大和出版様の新刊単行本です。

 

心のお医者さんに聞いてみようシリーズの最新刊です。
精神科医・千葉大大学院医学研究院教授の清水栄司先生監修の本、
編集者・S様との仕事です。

 

A5判、96頁、ソフトカバー仕様

 

●大和出版様との思い出の装丁
 
大和出版様との装丁仕事_1
大和出版様との装丁仕事_2

 

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赤面、発汗、震え、緊張…、
その根幹にある「人前で何かをするのを見られるのが怖い」と
「相手を不快にしそうで自分が見てしまうのが怖い」の二つの恐怖を要説。

 
人が怖いの原因をとり除いて自信を生む法。
注目の脇見恐怖も解説

 
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装丁に関しては、デザインのシリーズ雛形を踏襲し、
今回のテーマの性質を考えて基調色は暖色系のソフトな色にしております。
装画(本文イラストも)担当は、やのひろこさん
柔らかな線で描かれた複数のラフ案の中から、本書の内容が
一番伝わりやすいもの(他者視線恐怖)を選ばせていただきました。

 

大和出版様との装丁仕事_3
大和出版様との装丁仕事_4
大和出版様との装丁仕事_5

 

本書では、下にあげたように主にふたつの視線の恐怖について
そのメカニズムを理解し、認知行動療法でその恐怖と不安を
コントロールする方法が書かれてあります。
 
 
他者視線恐怖「人に見られるのが怖い」
・人前に立つのが怖い
・赤面・スピーチが怖い
・会食ができない
・人前で字を書けない
・人前で手や体が震えてしまう
・大勢の人がいる場所が怖い

 
自己視線恐怖「自分が見てしまうのが怖い」
・話すとき、相手を見ることができない
・人前に出ると視線が泳ぐ
・外出中はずっと下を向いている
・目の端に人が見えると気になる

 
 
我々にも少しは感じるような症状かもしれませんが
それが拡大し日常生活に支障をきたすレベルになってくると
苦しくストレスが大きくなってきます。
 
 
大和出版様との装丁仕事_6
大和出版様との装丁仕事_7
大和出版様との装丁仕事_8
 
 
本書が、悩まれている方またその周辺の方達に届き、
上の症状等が回復、快方へ向かわれることを
心より願っております。ぜひご高覧ください。

 
 
8.7頃発売予定
装丁担当