岩崎学術出版社様の新刊単行本です。
A5判、384頁、ソフトカバー仕様
以前デザインさせていただいた
こちらの本↓の副読本的な位置付けになります。
以下、本の内容紹介より引用、
脳神経科学の急速な発展によって
意識下のコミュニケーションが可視化されるようになったことで,
精神療法の世界では情動を中心にした技法への
パラダイムシフトが起こりつつある。
親と乳幼児の情動調律を基盤とした二者関係の視点から
治療関係を読み解き,
神経精神分析や母子関係研究の世界で注目を集めるショアの,
わが国の第一人者による入門書。
目次
はじめに
第1章 アラン・ショアの全仕事を俯瞰する
第2章 初期発達と脳の成熟過程
第3章 初期発達における無意識の心と情動的コミュニケーション
第4章 初期発達におけるアタッチメント形成不全,
脳の機能不全,そして発達精神病理
第5章 右脳精神療法における治療機序──治療の中心は感情調整である
第6章 「甘え」からみた感情調整療法
おわりに
索引
ここまで。
編集担当・H様からは、
難解な印象をもたれるショアの著書を、日本の読者に
少しでもわかりやすく紹介できればという主旨の本で、
重厚さよりは手堅さ、
医学の入門書的なイメージが近いかもしれません。
とのことでした。
本書は、
上にある『右脳精神療法』の半額の定価ですので、
程よいライト感を意識しつつ、医学入門書のイメージですね。
それを念頭にデザインさせていただきました。
ビジュアルについては、
前書に続き自作しておりますが、
色味は全体に清涼感のある寒色系で、
あくまでも重い印象にならないように。
神経精神分析や母子関係研究の世界で
注目を集めるショアの第一人者、小林先生の著書、
ぜひご高覧いただけたらと思います。
そして既刊の『右脳精神療法』の方も併せて宜しくお願いいたします。
発売中
装丁担当