16歳のある日、UFOを目撃。謎の宇宙人との交流が始まる。
「愛の宇宙」をリアルに綴った圧巻のワンネス体験記——。
著者様の実話をもとに書かれた内容です。
装丁に関しては、
宇宙と、開かれつつある扉のビジュアルが欲しい。
そして星がキラキラとあくまでもポジティブなイメージで。
というリクエストがありました。
宇宙という題材は黒または濃色を使わざるを得ないのですが、
その表現をしつつ、今回は本全体に前向きな雰囲気を出さなくてはいけません。
ともすると色イメージでネガティブな雰囲気になってしまうかも。
この辺りがデザイナーの力量を問われるところです….^ ^;
帯色はかなり迷いましたがそのポジティブさを前面に出したいので
コントラスト強くイエロー地で。
地色をカバーとなじませるか、浮かせるかは常に念頭においてます。
その本の性質で変えています。
そして、帯と別丁扉には、
・パターンズ エグシェル
という最近マイブームの紙資材を使用しています。
インキの発色も良いですし、
なんといってもこのエンボスが面白い(下画像)
余談ですが、
当初、著者名としてジュリアン・シャムルワさんの文言だけ
いただいてました。
アレッ?訳者名は?
と通常はなるのですが…
実は仏人でありながら独学で日本語を習得し、
本書もすべて日本語で書かれ、上梓となられたようです!
スゴイ!
4月20日頃発売予定。
装丁・ビジュアル担当。