岩崎学術出版社様の新刊単行本です。
A5判、392頁、ソフトカバー仕様
編集者・S様との仕事です。
トラウマ治療法の書籍で
支援者(心理士、精神科医など)向けの本になります。
以下、本の内容紹介より引用、
発達性トラウマの治療モデルとして注目が集まる
NARM(Neuro Affective Relational Model;神経感情関係性モデル)の実践書,待望の訳出。
ショックトラウマに比べプラクティカルな治療指針の少ない発達性トラウマ,
複雑性トラウマだが,NARMは心理学的・神経科学的アプローチによって治癒をはかる。
精神科医,心理士,看護師,ソーシャルワーカーなどトラウマの影響に向き合う
支援者のための実践書としてはもちろん,トラウマ後の癒しや成長を求めている方への
実用的なガイドとしても有用である。
目次
第Ⅰ部 神経感情関係性モデル(NARM)の概要
第1章 トラウマインフォームドムーブメント
第2章 NARMの構成原理
第Ⅱ部 NARMの治療モデル
第3章 柱1:治療契約の明確化
第4章 柱2:探求的な質問をする
第5章 柱3:エイジェンシィの強化
第6章 柱4:心理生物学的なシフトへの言及
第7章 NARM感情完了モデル
第8章 NARM関係性モデル
第9章 NARMパーソナリティスペクトラムモデル
第Ⅲ部 クライアントへのNARMの適用
第10章 NARMの構成原理を実践した臨床記録(ブラッド)
第11章 NARMの構成原理を実践した臨床記録(ラリー)
結 論
付録A NARMのプロトコル
付録B NARMパーソナリティスペクトラムワークシート
ここまで。
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本書は下画像にある
以前デザインさせていただいた
『サバイバーとセラピストのためのトラウマ変容ワークブック』と
同じく浅井咲子先生翻訳の本になります。
サバイバー〜本はB5判でワークブック然とした薄めの本でしたが、
本書は約400頁で分厚い。ゴリゴリの専門書といった感じです(編集様談)。
今回は患者さん向けではなく
上にも書きましたが支援者(心理士、精神科医など)向けの本で専門書ですが
読者層や本の性質を考慮して、若干派手めで柔らかい雰囲気も欲しいと
S様よりご要望いただきました。
プラス洋書っぽさ+比較的手に取りやすいイメージでしょうか。
バックはソフトなカラフルさで印象付けしております。
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サバイバー〜本は売れ行き好調のご様子ですので、
同じ浅井先生翻訳の本書も多くの支援者の元へ届かれ、
治療指針の少ない発達性トラウマ、複雑性トラウマの
治癒実践への一助になることを心より願っております。
10.31頃発売予定
装丁担当