東京堂出版様の新刊単行本です。

 
 
以下、本の内容紹介より引用、
 
本書は帝国の興亡史を世界全域にわたって丁寧に辿りつつ、
過去の遺産が現在起こっている戦争やテロ、国際関係、国家戦略などに
どのような影響を与えているかを検証する。
混沌とする世界情勢を読み解くための必須の書。

 

著者について
 
イギリス出身の研究者。専門は国際関係論、戦略・戦争研究。
ケンブリッジ大学で博士号を取得(国際関係論)。
ジョンズ・ホプキンス大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院の非常勤教授、
キングス・カレッジ・ロンドン戦争学部の客員講師を務める。
イギリス国防省において世界の戦略的動向に関するアドバイザーを務め、
コモンウェルス本部ではテロ対策について助言を行ってきた。

 

研究生活に入る前は、2006年から2009年までランド研究所で外交のキャリアをスタートさせ、
その後2009年よりイギリス外務省で勤務した(2015年まで)。
アルジャジーラ、BBC、CNBC、スカイ、TRTワールドのニュース番組に出演しているほか、
『ガーディアン』紙などにも執筆している。本書の原著は2019年、
フィナンシャル・タイムズ紙の「2020 year ahead in books」に選ばれた。

ここまで。

 

四六判、504ページの大部。上製本。
束幅35ミリほどのザ∙ハードカバー本。

 

↓存在感充分の束幅

 

装丁に関しては、
編集様とのお話の流れで、
色イメージは「赤」ですねという事で、
ラフ案アレンジとして一応黒タイプも提出しましたが、
比較してみて….やっぱり赤色となりました。

 

カバー、帯、表紙、見返し、別丁扉、スピンすべて赤系で
色のトーン、質を変えてまとめてあります。
 

↓ザ・赤本

 

個人的な意見ですがタイトル、帯文にある
「帝国、遺産、文明、衝突、残像」など
画数多めで硬派(?)な漢字はそれだけで
デザインが決まってしまうようなイメージがあります。

 

資材、印刷については、
カバーは、ラフグロス系のサンシオンという紙銘柄に
スミ、赤、シルバーの特色3C印刷。グロスニス加工。
帯はコート紙にプロセス4C。グロスPP加工。

 

本書が多くの読者に届かれること、
心より願っております。

 

2.11頃発売予定
装丁、本文デザイン担当