大和出版様の新刊単行本です。
B5判、125頁、ソフトカバー、本文横組
大型本になります。
以下、本の内容紹介より引用、
多職種(医療・教育・福祉)の連携こそが成功のカギになる――。
その子が、自分らしく生きるために大切なことを
家族、医師、看護師、訪問看護師、保育士、福祉士、心理士、理学療法士など、
さまざまな立場の人が解説した必携書
医療における子ども憲章(一部引用改変)
1.人として大切にされ、自分らしく生きる権利
2.子どもにとって一番よいこと(子どもの最善の利益)を考えてもらう権利
3.安心・安全な環境で生活する権利
4.病院などで親や大切な人と一緒にいる権利
5.必要なことを教えてもらい、自分の気持ち・希望・意見を伝える権利
6.希望通りにならなかった時に理由を説明してもらう権利
7.差別されず、心や体を傷つけられない権利
8.自分のことを勝手に誰かに言われない権利
9.病気の時も遊んだり勉強したりする権利
10.訓練を受けた専門的なスタッフから治療とケアを受ける権利
11.今だけではなく将来も続けて医療やケアを受ける権利
執筆者のチームについて
・小児緩和ケア児とその家族に対する支援は、各関係機関の連携や協働が不可欠です。
そのため、本書は、医療、福祉、教育の各専門職で構成されたメンバーが執筆をしました。
本書を手に取ってくださる皆様に、ご自身の立場とその枠を超えてさまざまな視点から
支援のあり方を探るヒントを見つけ、
各役割の理解の広がりを感じていただければと願っています。
ここまで。
小児の緩和ケア児が、毎日をその子らしく過ごし、
その子らしい人生を送ることを支援するため
ご家族またその周辺の方達に向けて書かれた書籍。
刷り込み帯にも記されていますがラグビーでよく言われる
「All for One」をモットーにすることが大切だと記されております。
装丁に関しては、
重い感じ、真面目すぎる雰囲気のデザインはNGで、
若干甘めの柔らかい雰囲気が欲しいとのご要望でした。
本文で使用している、さいとうあずみさんの描かれたイラストを
装画としても使用させていただきました。
肩を組み皆で力を合わせてというシチュエーション。
素敵なイラストですね。
書名にある「小児緩和ケア児」とは、重い病気や障がいのため、
生命が脅かされる状態の子どものことを指します。
その子たち、そして関わる方たちの心が少しでも軽く、
明るい方向に向かわれるような装丁を目指したつもりです。
本書が多くの方の手に届く事、
心より願っております。
発売中
装丁担当