フローラル出版様の新刊単行本です。
 
 
エリック・ネプーティ博士著書、Maja先生翻訳の書籍です。
A5判、295頁、ソフトカバー仕様、
編集者・U様との仕事になります。
 
 
フローラル出版様との装丁仕事_1
フローラル出版様との装丁仕事_2
フローラル出版様との装丁仕事_3
 
 
以下、本の内容紹介より引用、
 
Dr. エリック・ヌプテによる『Becoming BioLimitless』は、
健康・ウェルネス・人間の可能性を最大限に引き出すための画期的な一冊です。
従来の医療が症状の対処に偏り、
根本原因を見逃している現状に疑問を持つ人々へ、
新たな選択肢を提示します。

 
本書は、細胞レベルでの健康や遺伝子発現の最適化に焦点を当て、
真の意味での健康を追求します。

 
腸内環境(マイクロバイオーム)の重要性やリーキーガットの改善法、
幹細胞治療・ペプチド療法・プロバイオティクスなどの先端技術も紹介。
慢性疲労・炎症・痛みなどの問題には、
個別化された栄養療法やライフスタイルの見直しで対応する方法を解説しています。

 
また、睡眠の質向上やストレスマネジメントにも言及し、
より実践的で持続可能な健康づくりをサポート。
Dr. ヌプテは、自身の臨床経験と科学的知見をもとに、
患者一人ひとりが主体的に健康を取り戻すための知識と手段を提供します。

 
本書は、単なる健康ガイドではなく、
パーソナライズされた医療と予防の時代へのムーブメント。
慢性疾患に悩む方から、より高いレベルの健康を目指す方まで、
あらゆる人にとっての“バイオリミットレス(限界を超えた生命)”への道を示す一冊です。

 
ここまで。
 
 
健康書の装丁仕事_1
健康書の装丁仕事_2
健康書の装丁仕事_3
 
 
装丁に関しては、
上にもありますが、一般的な健康ガイド本ではなく
細胞レベルでの健康まで踏み込んだ限界を超えた生命への道を示す内容。
スケールが大きく健康とサイエンス分野をミックスしたようなイメージで作成しております。
装いとしては、インパクト系といいますか
読者をドキッとさせるくらいの強さが欲しいなぁという狙いでした。
これは編集担当・U様が意図したところでもあります。
 
基本的には書店の健康書棚に置かれる本
数多ある装丁のなかで、相対的にどうしたら目立つか。
比較的白地が多い健康書デザインに対して
本書は、黒地にグリーン文字、
そして濃赤のワンポイントでいってみよういうことに。
 
(ほぼ)文字のみで構成したデザインパターンを複数作り、
実際に書店でも比較検討をされた後の採用結果でした。
 
 
●文字装デザインの記事
 
 
また、本文デザインに関しては、
装丁ほど目立たせる意図はなく、
じっくりと読ませる信頼感のあるデザインです。
 
本文基本組み、目次、扉など諸々デザインさせていただいた後、
全頁を初校まで組ませていただき、後はDTP担当様へ
バトンタッチという運びでございました。
 

 
↓地色のスミインキは、通常より濃いインキ。
ヴァンヌーボ紙にギトギトッと印刷。


 
 
フローラル出版様との仕事_1
フローラル出版様との仕事_2
フローラル出版様との仕事_3
 
 
「生まれつきだから仕方ない。」「歳だから」「体質だから」
そんな時代はもう終わった。健康は後天的に守れる時代へ。
最先端の科学が示す、健康リスクの全貌とその対策を
ぜひ本書にてご高覧いただければと思います。

 
 
7月末発売予定
装丁、本文デザイン担当