東京堂出版様の新刊単行本。
以下、本の内容紹介より引用
混迷する世界情勢を「ユーラシア」というキーワードから読み解く、欧米で話題の初邦訳。
難解になりがちな地政学的テーマを扱いながら、ユーラシアの国々を訪問し、
その土地の文化・歴史・政治をつぶさに観察し経験した深い洞察力によるルポルタージュと、
アカデミックな分析を巧みに織り交ぜ、今後の新世界秩序を提言。
世界情勢を読み解くための現代人必読の書。
著者について
ブルーノ・マサンエス
ポルトガル出身の政治学者。ハーバード大学で政治学の博士号を取得後、
ワシントンのアメリカン・エンタープライズ研究所やブリュッセルの
カーネギー研究所でリサーチフェローを務めた。
イギリスのコンサルティング会社、フロントグローバルのシニアアドバイザーとして
国際政治について企業にアドバイスを行っている。
中国人民大学やワシントンのハドソン研究所のシニアフェローも兼任。
2013年から2015年までポルトガルの欧州担当大臣を務め、
その貢献に対してスペインとルーマニアから勲章を授与された。
『フィナンシャル・タイムズ』紙や、『ポリティコ』紙、『ガーディアン』紙、
『フォーリン・アフェアーズ』誌に寄稿するほか、CNNやBBC、
ブルームバーグ、アルジャジーラ、中国中央電視台に定期的に出演している。
主な著書に“History Has Begun: The Birth of a New America”、
“Belt and Road: A Chinese World Order Hardcover”などがある。
ここまで。
装丁に関して。
448ページという大部!
定価:約4千円もする研究書、専門書的な書籍。
この本の持つ性質からはずれないように
デザインしたつもりです。
カバーバックに敷いてある画像は、
針葉樹の森を俯瞰で撮影したもの。
それを色調整し地になじませ
太明朝(秀英初号明朝)タイトルの白抜きを
より浮き出させてます。
使用色を絞る。
明朝で強く。
を意識した装丁です。
束幅はボール芯込みで30ミリ、
このような存在感のある上製本をデザインさせていただくと
「これぞ装丁デザインの醍醐味!だよナ〜」
と独りニンマリ^^してしまうのです。
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紙資材
カバー:コート紙(グロスPP加工)、帯:パターンズF(エグシェル、グロスニス加工)
この組み合わせ好きです。
昨年あたりから結講頻繁に指定させていただいてます。
9.29頃発売予定
装丁、本文デザイン担当