青弓社様の新刊単行本。
コミュニティ型のクラブスポーツが抱える課題と
今後の展望を示す研究書です。
以下、本の内容紹介より引用、
昨年のワールドカップで盛り上がったラグビー、サッカー、バスケ、卓球など、
地域に根づいたクラブスポーツが活況を呈している。
一方で、閉鎖的な組織運営や組織役員の高齢化、勝利至上主義、体罰など、
クラブスポーツにも課題が山積している。
スポーツを日常的に楽しむために何が必要なのか。
本書では、コートの「中」と「外」という視点を軸にして、
地域のコミュニティ型のクラブ文化を問い直す。
フィールドワークやインタビューから総合型クラブの実情を確認したうえで、
ゆとりを重視するスポーツ大会運営、
指導者と学習者がともに学ぶコーチングのあり方、
熟議を重視する人々のつながりなどの重要性を指摘する。
後半では、スポーツ社会学の名著『「コートの外」より愛をこめ』も復刊して、
総合型クラブのマネジメントのハウツーでもなく、歴史でもなく、
スポーツクラブの現代的な意義と今後の展望を明らかにする。
ここまで。
サブタイトルにもあるコートという文言はテニスをイメージしやすい言葉ですが、
本書では運動をする空間を指しています。
対象はいわゆる市民スポーツクラブ。
テニスやサッカー、マラソンなどの陸上競技が中心です。
装丁に関して、
ご依頼いただいた際は、
スポーツをしている場面の写真かなとポッと思い浮かんだのですが
類書とあまり差異化できないため、
もっとインパクトのある写真を。と
このアメフトフィールド(コート)画像を探し出し
面積も大きく配置しました。
ちなみに、タイトル横の左右2本スミケイ。
ゴールポスト(イメージ)のように感じられるかもしれませんが、
偶然の産物(笑)
考えてるようで考えてない……^ ^;
デザイン採用が決まってから自分で気づきました。。。。
書店、WEBで目立ってくれるといいナ〜〜^ ^
4.24頃発売予定
装丁担当