【思い出の装丁_25】でございます。
 
さて今回の本は、

本当に心地よいバリ 2001年 KKベストセラーズ刊

です。

 

バリで出会ったおいしいごはんの話、一軒家の選び方、バリの村社会の話、
ひたすら何もしないバリ的休日の過ごし方など、
ガイドブックでは紹介されることなく、
体験しなければわからないバリのもうひとつの顔を紹介した本。

 

本の紹介より、
読めば「バリのもうひとつの顔」がきっと見えてくる
美味しくて奥の深いインドネシア料理の紹介をメインに、
ジゴロやブラックマジック、バリ男性とのロマンスの掟、ロスメンの見分け方…など、
住んでいたからこそわかるディープなバリ事情が満載の紀行エッセイ。

 

↓著者の美人姉妹の写真を帯表4に。

バリの旅行ガイドブックとは一線を画した書籍という位置づけ。
著者の神島姉妹様のバリ島エッセイ集といった体で
本文は手描きイラストが多々入りリラックスした雰囲気があり、
相対で装丁の方は写真メインでもう少しバリに興味のある、
これからバリ旅行の方々もとりこめるような間口をちょいと広げた感じで。

 

編集様より、ポジ(データではない)で写真素材を複数いただいたので
帯にはドン!と南国の香りがする写真を配置。
袖には女子読者を意識してお土産小物のそれを散らしてます。

 

振り返ると…..
この年代は、この本のような帯高の本が一気に増えてきたよう記憶しています。
それまでも目にしてましたが、帯に比重を置くデザインにする事で
他本との差別化が図れる、帯付き時となし時の差が大きいデザインが可能。
そしてお洒落な印象も抱かせる事ができる(主観)のかなと感じてました。

 

紙資材は、
カバー、表紙、別丁扉:リ・シマメ、
帯:ミスターB、見返し:里紙

になります。

 

↓紙:リ・シマメは好きですね〜。

 

話はズレますが…….個人的な話になります。
ちょうどこの仕事と同時期に
自宅とは別に仕事場(事務所)を借り始めた
タイミングだったと思います。

 

それを維持するにはコンスタントに仕事が入り続けなければいけません。

 

しかし、自分のような請負業は、
その時良くても先が読めないところがありますし、
うまく維持できるだろうかという不安、
しかし一方で、なんとかなるでしょ!という楽観的な思いもあり
(不安のがちょっと多い)入り混じった感情だったというのを記憶しております。

 

未知のフェーズに入って行くときはどんな人でもそうでしょうが
行動しないとステップ(ステージ)アップは見込めません。
一つの区切りであったことは確かです。

 

その点でも
この『本当に心地よいバリ』は思い出の一冊となっておるわけです。