ボクは職業柄、
フォントに関わっている時間が長いです。
今主流のデジタルフォントの前、
写植(写真植字)の頃~デジフォントへの
移行期を経て常に扱ってますし、
より良い書体を求めて入手してきました。
20年以上、ほぼ毎日フォントに接してることになります(⌒-⌒)
文字の使い方、書体のチョイスによって、
デザイン物が生きるか死ぬかが決まる!
といっても過言ではないと思っています。
特にボクが手がけているブックデザインでは、
その領域が広く重要なのでとても気を遣いますネ。
他のデザイナー作品を見ても、
フォントの選択で、
そのデザイナーの仕事の方向性や
考え方もだいたい分かるのではと思ってます。
で、デジタルフォントの大手といえば
モリサワという会社があります。
現在主流のサービスはモリサワパスポートと言って、
年間契約で提供しているフォント群が
使い放題という内容です。
基本、PC1台数万円の年間契約になります。
ボクのようなフリー個人にしたら、なかなかの値段です(* ̄ー ̄)
製作会社~個人デザイナーまでプロと言われる方は
ほとんどがこのサービスに加入していると予測いたします。
更新しないと以後ロックがかかりそのPC上では
フォントが使えなくなります。
これはモリサワのアプリケーションを
インストールして(必須)ネットと繋がってるPCでしたら、
常に管理されるので契約更新から逃れることは不可能なんです…
プロ御用達フォントばかりなので、
それはそれは完成度が高いものばかり。
堅い雰囲気のものから柔らかいものまで、
数百書体のラインナップがあります。
モリサワがこのビジネスモデルを始めてから、
他のフォント会社もこの形態に移行してきてる
ところが多いです。
優れた事業モデルなんでしょうねw
個人的にはフリーフォントよりも断然
お金を払っているだけのクオリティはあると思いますヨ。
そこは「さすが〜〜〜♪」と唸るほどです。
一方で、以前は単品またはフォントファミリーごとに
書体販売もしていたので、
それをコツコツを購入しながら
デザイン活動をしている方も
いらっしゃいます。ボクの友人にも実際います。
それも賢いやり方だと思いますね(⌒-⌒)
ただ、パスポートの強みは新しいフォントが出てもすぐに
それをインストールできるというメリットがあります。
デザイン物は新しい感覚が必要です!
そのフォントを使っただけで、
垢抜けたイメージに落とし込めることができることも可能。
それは大きな魅力なんですよね。
で、ボクが個人的にビックリ!!したニュース。
それは日頃ブログ、サイト運営で使ってる
レンタルサーバーで「WEBフォント」
として、あのモリサワフォント(一部)が
使えるようになったということ。
このブログも運営してるエックスサーバーというサービスです。
エっ!これはスゴイな!と思ったのです。
しかも、今なら無料で!!
30書体使えるんだそうですヾ(=^▽^=)ノ
ラインナップを見てみましたが、
スタンダードな書体はキレイなものを選んでありますし、
特長のある書体もサイト分野でうまく使い分けができそうな
柔らかいものも揃えてあります。
かなり汎用性のあるセレクトだと思いました。
JPEG画像などの「絵」としての扱いでモリサワフォントを使って
製作すればWEB表示させることは簡単ですが、
WEBフォント自体として組み入れて使えるということは、
端末が変わり、画面比率が変わっても
それに合わせてフォントも綺麗に並び変わるんです。
当初ボクが、このエックスサーバーを選んだのは、
表示速度が他サーバーと比べて早い。コスパが優れてたから。
(その頃はフォントの汎用性まで気にしてる余裕はありませんでした; ( ´,_ゝ`)
この仕事ブログにはアドセンスは貼り込んでいませんが、
無料ブログですとグーグルアドセンスなどの広告リンクを
自分のために貼りにくくなります。
その理由もありました。
クリエイターは、ボクも含めてフォントにこだわりがある方が多いです。
この見出しがもう少しカッコよいフォントだったら!
という経験は何度もしてました。
しかし、これからはエックスサーバーのように
紙媒体とまったく変わらないモリサワのフォント
(30書体)が使えるのです。
サイト、ブログデザインのクオリティが
一層素晴らしいものが出てくるに違いありません。
ちょっとしたフォントの使い方で
垢抜け方が全然変わりますからね。
最後まで読んでいただき有難うございました。