こんにちは。Saiです。

 

懐かしい本を見つけました。
美大生のときに、購入した

 

佐々木悟郎作品集、
「Cahier カイエ」

 

学生のボクには、本としてはなかなか高額な方でしたが、
清水の舞台から飛び降りるつもりで……ってそんなに高くないけどw

 

装丁もシンプルで洒落てる。今見ても良いデザインだな〜って思います。
時代が関係なく良いものは本物の証ですね。

 

上画像、表紙絵の通り、佐々木氏は透明水彩のイラストレーターです。
第一人者ではないかなと思うくらい有名ですね。

 

ものすご〜く憧れてました。
まあ、とにかくデッサンが上手いし、
なんといっても

 

色彩の魔術師ともいえる色づかいの巧みさ。

 

中ページの作品(画像)を見るとわかると思いますが、

色が濁ってない。というか
色が濁って見えないですよね。

ここが、水彩画を描くときにひとつのポイントとなると思います。
実際の色自体は同じでも、隣りに置かれる色。滲ませる色同士の組み合わせいかんで、
その色がキレイに見えるか、濁って見えるかを決めるといっても過言ではないと思います。

色自体が汚い。

 

というのは存在しないんじゃないかなって思うんです。
どんな色でも、使い方がうまければキレイに見えるはずです。

 

それこそ泥wのような色だって、品のあるイメージに昇華させることは、
全体の色目使いとのバランスでできるはずですw

 

その色の魅力を最大限に具現化してるのが、佐々木氏の絵群ですね〜。

 

氏はNY留学体験もあるらしいですし、
ヤマハポプコン出場(音楽コンクール)するくらい
音楽にも造詣が深いらしいです。

 

そのバックボーンが絵のテーマにも表れてます。
でてくるモチーフも、クラシックカー、カメラなどのレトロ感を
感じながらも、センスのよさが見える選択。
水彩という表現方法にあった一種のノスタルジックな
雰囲気を醸し出してますネ。

 

おしゃれ〜♪

 

ボク自身は特にアメリカの古き良き時代の街並みや人々、
そしてJAZZの世界を描いたものが好きですね。
佐々木氏の表現方法とドンピシャ!って感じます。

 

デッサン話にも通じますが、しっかり描くところとサラっと色で流して
雰囲気でみせてしまう粗密のバランスがとても心地よく、省略してる表現も空間に
見えてしまう。それは高いデッサン力に裏付けされたものだと思いますヨ。

 

水彩って、実は初心者でも道具を揃えやすいですし、
絵の導入部としてはとてもやりやすいと思いますね。

 

ちょうど、いま3月。定年を迎えた知り合いのオッサンwがいたんですが、
「おれって考えてみたら何も趣味がない!」といって嘆いてました。
仕事一筋で働いてきたんでしょうね。

 

それはそれで企業戦士としては素晴らしいっ。ですが。

 

いまは、平均寿命が80歳以上ですからまだ時間はけっこうあるんですw
あわてて趣味を探してるような雰囲気があったんで….
デッサンとか、色もつけたいなら水彩画なんていいんじゃないですか。
って提言しておきました(笑)多少、絵には興味があるらしいので。

 

若い人なら、デジタルのペインターや、コチラの神ツールもありますが….
時間と多少の懐の余裕があるシニア層でしたら、
(いわゆるアナログ絵で)
ちょっとした水彩道具を持って旅をするのも、
これからの季節、気持ち良いですよね。

 

その人には、ココを宣伝しておきました。

初心者でもいきなり上手に描ける、プロ直伝!水彩画講座

まあ最初は下手でもこれなら作品を人に見られることはナシ!w
教室へ行くと、初期段階のつたない絵を見られるのがイヤって人多いかもです。
特に気位が高いシニアの人たちは(笑

 

ということで脱線してしまいましたが、
佐々木悟郎さんの作品集、オススメです。

 

いまは中古でしか手に入らないのも多いかもしれません。
とにかく表紙に配してる絵のモチーフ選びがセンスいいですし、
懐かしさとともにいい気分になれます。

アルファ波出まくり状態になれます〜♪
 

⇂⇂佐々木氏のライカカメラへの愛情を綴った写真エッセイ

⇂⇂こちらは初作品集

⇂⇂こういう内容はスキ。日記、スケッチ、コラージュ、仕事のラフまで掲載!

 

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