無駄の効用かな？便利な時代でもボクは暑中見舞いと万年筆は愛していきたい

こんにちは。Saiです。

いやあ暑くなってきましたね〜。
こうアツいとビール（発泡酒）が旨くて旨くて
飲みすぎてしまいます…..

ボクは７月に入ると、毎年ではありませんが
暑中見舞いを仕事関係者、友人たちに送る準備にはいります。
今年は早く….すでに印刷所へ入稿完了しました。

ハガキ印刷も紙もいろいろ選べてホントに安くなってますしね。
⇂⇂⇂季節のお便りもサクッとネットでお手軽に印刷♪

季節のお便りやご報告はがきなら【らくらく挨拶状】

数も年賀状ほどではないですが、それなりに。です。
（ポストカードについてはこちらの記事もどうぞ）

まあ、いまメールやSNSが当たり前の時代に、
わざわざ紙媒体に印刷して….手間じゃの～って。
思いになられる方も多いと思いますが….

なんで書く（作る）のか？

ただ、好きだからですヾ(=^▽^=)ノ

それしかない。

印刷されてきたハガキが届いて
刷り上がったばかりの紙とインキの香りもたまりませんしネ。
幸せ物質のセロトニンがドパドパ分泌されますっw

本業やブログ運営の合間を縫って
アイデアを考え、形にしていって…….
でも、サムネール（ラフ）も書かないですし、
モニタ上でパパパっとやっちゃいます。

それが、ストレス解消になるんですよね～♪
そういう作業自体が心底愉しいんです。
100パーセント自分の思うがままにデザインしていいですし、
何の縛りもないんです。仕事とは違うスタンスです。

―――――――――――――――――――――――――――――――
本業のデザインでも紙にラフを書く行為はほぼしません。
モニタ上で直にサクサク作っていってしまいます。
もうホントMAC（コンピュータ）はザ・ツールです。
20年以上使ってるので紙とペンみたいなもんですw
―――――――――――――――――――――――――――――――

合理的に生きてる方には考えられないかもしれません。
でも、ボクは損得だけで生きていない(*￣∇￣*)ので、
一見めんどうっちくても好きなことはやってしまうのです。

いやいやホント、案を考えて、印刷して、62円に値上がりした切手を
買って貼ってってお金使って……手間しかないですよね。

⇂⇂追記：刷り上がってきました〜♪

仕事関係の人には多少自分の存在を思い出して欲しいww
ってすけべ心もありますが、
基本的には思いを届ける行為だと思ってます。
そして、それが伝わる人には伝わる。
伝わんない人にはそこまで(*￣∇￣*)…..イヤ冗談です。

ブログ、サイトの運営をやってるからこそ、
一方で紙媒体の良さもあらためて分かってきたというか…
使いわけできるようになってきてるというか…..

いずれもその良さがあると思ってます。
それもいまの時代ならでは。だと。
偏らない思考でいると楽しめます♪

で……
夏の便りは数がそこそこあるので、
宛名シールで失礼するときもありますが、
ちょっとした手紙やハガキは宛名も含め、
万年筆で手書きします。

それは、この本の影響も大きかったです。

装丁家坂川栄治さんの著書です。

氏はデザイナーとしては大御所で超偉大な方ですが、
多趣味で多才な方で小説も含め、著書を何冊か出版されてます。
インテリア雑誌でも事務所やご自宅の写真が掲載されていて、
どれも素敵なお部屋！！センス、バランス感覚が
とても良い方だな～という印象があります。
写真にも以前はギャラリー運営をされてたほど造詣がお深いですし、
イラストレーターの発掘、育成にもご尽力されてるようですね。

Amazonの書籍説明にも、

この本は、メールのような便利なものがあるこの時代に、
敢えて不便な伝達手段である「手紙」の良さを知って
もらうために書いたものである。

と記されています。

無駄の効用と少しリンクする考え方かなと。
そのときは無駄（手がかかる）と思う行為も、
後になると思わぬところで効果がある。

別に成果を期待して手紙を書くわけではないですが…..

で….この本のなかで万年筆を使って、
手紙（ハガキ）を書いてみるススメがあったんですよね。

ボクも良いもんだな～♪って影響されて
何本か万年筆を購入し、その年の暑中見舞いに使ってみたりしたんです。

ちょっと大人になった気分でした。
やっと大人になれた感というか…..(^○^)

打ち合わせでもさりげなく使い慣れた万年筆や
こだわりのボールペンを手に持ち、サラサラと書かれる方
いらっしゃいますが、素敵だな～って思うんですよね。
余裕あるよな～ってw