こんにちは。Saiです。

 

久しぶりに更新です。

 

あっという間に2020年になりましたね。
本年もよろしくお願いいたします。

 

今年は喪中なので仕事関係の方々以外は
年賀状は控えさせていただきました。
寒中見舞い(喪中)ハガキも現在作成中です。

 

というのもウチの親父が昨年12月19日に
突然、この世を去ってしまったのです。

 

60歳を過ぎた頃からいろいろ病気もしてきましたが、
それでも87歳までみかん山へ仕事に出かけていたので、
元気といえば元気だったのですが、
最後はホントに突然で、
あっけなかったな〜というのが感想です。

 

木曜朝に倒れて亡くなり、
3日後の日曜夕方にはお墓に納骨されたという
実にスムーズな運びでした。
 
棺も手彫り彫刻が施された立派なもの(初めて見ました)。
諸事情で告別式の前に出棺、火葬があったのですが、
その霊柩車もその日が一番目という新車でした。

 

このスムーズさ等が親父の「徳」を表していたと
信じて疑いません。

 

兄夫婦も休暇を長くとれた(とってくれた)時期でしたし、
通夜、告別式も土日だったので、
子供等もボクも仕事等に支障がなかったのです。

 

そして、多くの方に式に参加していただけました。

 

 

いまでも悲しいことは悲しいですが、
ショックはあまりありません。

親父の年齢を考えても
いつこの時が来るかわからないなと
覚悟してたせいもあると思います。

 

ウチの母や周りの人に必要以上に
長い心配をかけずに最後は逝った。
スゴイな!親父。と思います。

 

その親父の人柄は、とにかく心配性で、
社交下手(照れ屋)。
面と向かって褒められた記憶もほとんどないですし、
一方で怒鳴られた事もありません。
「男とはな…..」などと説教を言われたこともない。
一般的な親父像とは違うなとは子供の頃から
感じてました。

 

人間なので、すべてが
褒められるような性格でもなかったですが^ ^
「お前はダメだな〜」という否定的な言葉は
言われた記憶は一度もないです。

 

しかし、何よりも
自分自身が子供2人を持ってから、
「親父のような思いやりのある態度で接しているだろうか…」
と比べて思うことは多いです….
孫(計)4人も本当に可愛がってくれました。

 

そして、親父とはいろんな思い出がありますが…..
 
小学3年の時、
理科で昆虫観察をする授業があり、
虫を捕まえてくる。という課題がありました。
前日にいきなり言われたので
けっこう無理があったのです。

 

時期的に捕まえるのが難しい季節だったと記憶してます。
その日、帰宅してから一生懸命探しましたが、
捕獲どころか昆虫を見つけることさえできませんでした。
なかば諦めていましたが……

 

しかし翌早朝、その話を聞いていた親父がバッタ(かコオロギ)を
どっからか^ ^捕まえてきてくれたのです!

 

喜び勇んでカゴにいれ登校したところ、班の皆はだれも
持参できずいて、ボクがやたら賞賛(笑)されたのが
やけに記憶に残っています^ ^

 

その時、
親父スゲーな。優しいな。って
子供ながらに感心しプラス感情に満たされたことを記憶してます。
親父のことが一段と好きになったのです。

 

他に印象に残ってるのは….お正月に家族で楽しくトランプやったことかな(笑
 
どこかへ旅行に行ったとかそういうイベント的なことより
日常のサもないことの方が記憶が鮮明です。

 

今回は完全自己満足。
特に読まれることも意識していない
いま書き残しておきたい記事でした。
 
これからボクは、自分自身で一生懸命努力し、
もっと仕事を繁栄させ、家族をしっかりと支える。
それを全うすることが
親父へのよい供養へと繋がると思っています。
やる気エネルギーが前より増えた感もあります。

 

そして今回、
親戚、兄夫婦には何から何まで本当に尽力していただきました。
地元の方々にも感謝しかありません。ありがとうございました!